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理学療法を通して、パソコン仕事をする人に「体が軽い!仕事がはかどる感動」を提供したいyokoです。

私の意志に賛同し、治療の根幹である「筋肉を正確に触る」という技術を身につけようと頑張っている後輩がいます。(Aくんとしましょう)

私が職場のスタッフを治療していると横で見学してきたり
「〇〇筋の触り方を教えてください」と声をかけてきたり。
目標がはっきりしてから、ずいぶん熱心になったな、と思っていました。

しかし、そんな矢先
普段治療している、事務職員からこんなひと言が。
「Aくんが、「yokoさんの治療と比べてどうですか?」って、この間治療練習していったの。そのせいかな、なんだかその後から頭が重くて・・・。
yokoさんの治療に比べると、力が強いだけで、触ってる場所もなんだか違うの。」

おー。まじか。
企業への理学療法を広めるにあたっての最初の壁。。。

働く人への理学療法を広めるためには人数が必要になる。
私が提供していたいサービスは、ただ理学療法士であるだけでなく、確かな触診技術を持つことで成り立つ、そう考えてきました。

Aくんはそこに賛同してきたため、聞かれれば教えてきました。
しかし彼なりに頑張っているけど、技術的にはまだまだ。

正確に触れていないから、わからなくて指の圧だけが強くなってしまう。
これ、技術を習得している段階では必ず通る道なんです。
繰り返すことによって、「あ、これ?」と分かるようになって、ふっと力が抜けるようになります。

早い子でも1年近くかかります。

触診のインストラクターをしている私には、教え子の指の運びで、きちんと狙ったところに触れているか、そして理解できているかが大体わかるのですが、多分Aくんは2−3年くらいかかると思います。
(偉そうなこと言ってますが、私も3年かかりました。あははー)

これから広めていく上で、仲間は必須。
でも、自分と同じくらい触れることを求めていたら、広める前に教育で終わってしまうな・・・

きちんと触れて評価するのは、私がやればいいんじゃないか?
それをもとに、運動指導につなげてくれるポジションで頑張ってもらう手もある。

目標はあくまで、「理学療法を通して、働く人に、仕事がはかどる感動を伝える」こと。
同じ目標に賛同してくれるなら、触る練習も大事だけど、もっと彼の良さを生かす方法を考えてもいいのかな?と考えています。
もちろん、彼が本気で私の技術を身につけたいと思っているなら別ですが・・・

仲間を育てるって、自分のコピーを作ることのように感じてたけど、
それじゃ強い組織になっていかない。
賛同してくれる仲間は本当に貴重。
だからこそ、彼の意志を見極めたいと思います。




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