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プライベートレッスンって、大事な時間だと思った話

今日、ピラティスのプライベートレッスンなるものを受けてきました。
お値段9900円!!!!

高いなー・・・、
でもピラティスインストラクターの講義にも行くし、自分の身体がちゃんとついていけるかどうかも含めて見てもらおう、と思い「エイやっ」っと大枚叩いて行ってまいりました。笑

結果、めちゃくちゃ良かった!!
すごく良い経験になりました。

考えてみたら、新卒から20年間、理学療法士として「指導する側のプライベートレッスン」はやりまくっているわけです。

でも、恥ずかしながら、自分が受けたのは初めて。

自分の体にガッツリ1時間向き合ってもらい
動きの癖、できているところ、課題を浮き彫りしていくのは
「めちゃくちゃ充実した時間だなー」と感じました。

わかっていても、自分が動けるかは、全然別の話です。
動けるつもりだったけど、ちゃんと見てもらうと、まー動かない・・・。

近くでグループレッスンもやっていましたが、
「yokoさんは、首で頑張りすぎるかな」
「ここ、もう少し動ける?」
「私の手、乗り越えるようにして背骨動かしてみて」
などの、自分の動きに合わせた細やかな指摘やハンドリングは、グループでは望めません。

終わったあとの、
自分の動きを1時間しっかり見てもらい、必要なところを動かした感覚。
今まで感じた事のない恍惚感がありました。

一人一人にアナログで向き合うって、コストはかかるけど
続けることで先が大きく変わってくるだろうな、
そう感じた帰り道でした。

自分の行う治療も、1回1回、患者さんがいい感覚だったり充実感を得られる時間であってほしい。
これを、働く人に提供できたら、病院にかかる人を確実に減らせる!
そう思えました。

ちなみにピラティスは「肩があがっちゃダメ」とか「背骨を一つ一つ動かす」「みぞおちを沈める」など、ある程度こう動かなきゃだめというマニュアルがあります。

ただ動きを教えるインストラクターならいいのですが、理学療法士は、なぜ、それができないのか、もう一つ突っ込んで考える必要があります。

自分がインストラクターだったら、先にここにアプローチかけるな、もうちょっと褒めるな、なんて考えたりもしました。笑

違う世界を知ることで、理学療法士としての考え方も鮮明になる。
これもグループだと気付けない事です。

受ける側としても、治療する側としても、充実した時間。
自分のメンテナンスとして、3ヶ月に1回くらいは受けていきたいなと感じました。




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