見出し画像

自分の価値観について考えた1年

 今年は自分が大切にしていることを考え直す時期だったように思う。考えるきっかけになった本がいくつかあるため紹介する。

他者と働くー「わかりあえなさ」から始める組織論(宇田川元一/ニューズピックス)


 単に「こうするほうが合理的だ」と主張しても解決しない問題、適応課題について触れた書籍。職場で「エビデンスがあるから~」「効率がいいから~」って理由で方法を強要されることに強い拒絶感を抱くことがあったのだが、なぜ拒絶感を感じるのかを紐解く一助になった。

 筋は通ってるのはわかるけど受け入れられない!と思った経験がある人はぜひ読んでほしい一冊。

嫌われる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教え(岸見一郎,古賀史健/ダイヤモンド社)

 ベストセラーだから読んだことある人多いかもしれない。私はこの本でアドラー心理学を知ってめちゃくちゃ泣いた。自分に勇気がないことも嫌われたくないと思って生きていることも、自分の弱さを暴かれたような気がして読み進めるうちに感情が溢れてしまった。弱いところつつかれるとすぐ泣いてしまう。

 自分に自信がないと思っているひとには読んでほしい一冊。春先にこの本を読んだことが、自分が大切にしていることについて考えるきかっけになった気がする。

仕事は楽しいかね?(デイル・ドーテン,野津智子/きこ書房)

 仕事は楽しくない。つらい。仕事で落ち込んでた時期に読んだ一冊だった気がする。『嫌われる勇気』と同じく語り口調で物語は進んでいくから読みやすい。

 「人生はめいっぱい飛び跳ねなきゃ!」序盤ででてくるおじちゃんの一言だが、おじちゃんの生き方がうらやましくて頼もしくて、勇気づけられる。あまくてクリームがたっぷり入ったコーヒーをおともに自分を甘やかしながら読みたい本。


行動あるのみ

 今年は書籍50冊、漫画50冊、映画50本程度見ていて、本を読む習慣がなかったからか面白い本、映画にいっぱい出会えた気がする。

 そして仕事は辛かった。自分でもびっくりするくらいポンコツで、何もできなくて、何度もやめたいと思った。(今は落ち着いているが、このことについても整頓したいところ)

 自分の固定観念に触れて本や人間関係の中で他の価値観に触れて、自分の枠組みがぼんやりと見えたような見えないような。自分が大事にしたいことって何なのかな、と考えるようになってきたので来年はいろいろと行動に移していきたい。どうなるかわからないけど。楽しみたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?