見出し画像

1人で寝れなくなった寂しがり屋の彼女が突然家に来ました

時刻は深夜1時

コンコンッ

んんっ....誰だろうこんな時間に...

ガチャッ

〇〇: えっ、飛鳥じゃんどうしたのこんな時間に.....

飛鳥がこちらをじっと見つめてくる。

〇〇: どうしたの?何か言いなよ。

飛鳥: 寝れない...

〇〇: え?

飛鳥: 1人で寝れなくなったのっ...

〇〇: え...どうして?

飛鳥: 言わない。

〇〇: もしかして、最近俺と会えてなくて寂しくなっちゃったとか...?

飛鳥: そんなんじゃないっ!そんなんじゃ...ないもん

〇〇: あぁ、やっぱり。寂しくなっちゃったんだね

飛鳥: 違うってば...

〇〇: 入りなよ。

飛鳥: ありがと。

_____________________

〇〇: 来るんなら連絡ぐらいしてよ〜。

俺が寝てたらどうする気だったんだよ。

飛鳥: 〇〇はこの時間寝てないもん。私、知ってる。

〇〇: へぇ〜。これが、愛の力ってやつですか?

飛鳥: ...うるさい。調子乗んなぁ〜

飛鳥は頬を赤らめる。

〇〇: 照れてんじゃん。

分かりやすいなぁ、相変わらず。

飛鳥: 照れてないし。

〇〇: ふふっ、ほんと、強がりだなぁ。

ぎゅっ。

飛鳥が抱きついてきた。

〇〇: .....寂しかったんでしょ。素直になりなよ。

飛鳥: 寂しかった...最近、〇〇に会えてなくて。

〇〇: ごめんね、そんな思いさせちゃって。

飛鳥: こちらこそごめん。急に来ちゃって。

〇〇: いいんだよ。

〇〇: 眠い...?

飛鳥: うん...眠たい...

〇〇: ベッドで寝る?

飛鳥: うん。

〇〇: じゃ、準備してくるね。

俺はベッドの準備をしようと飛鳥から離れようとした。

飛鳥: だめっ。

〇〇: ん?

飛鳥: 離れちゃ、だめ。一緒に寝てよ...

〇〇: 飛鳥...

俺達はそのまま、抱き合ってベッドに入った。

飛鳥: すぅ...はぁ...すぅ...はぁ...

飛鳥は一瞬で眠りについた。

ぎゅっ。

眠っている飛鳥が力強く俺を抱きしめる。

飛鳥: 〇〇〜...

すぅ...はぁ...すぅ.....

彼女はどんな夢を見ているのだろう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?