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電脳戦機バーチャロンへの道(その②)

※前回同様、あくまで個人の思い出と見解であることをご理解のうえ読んでいただければ幸いでございます。

前回、バーチャロンをツインスティックで遊ぶ楽しさを知ってしまった私が次にやること。
それはタニタのツインスティックを買う!のが正解なのたが。私は低収入かつ月々の家賃が68000円であるため、現状の資産状況だと到底買うことはできない。しかし今に見てろよ、私はいつかいつの日かタニタのツインスティックを買い、自身の太腿の上にタニタのツインスティックを乗せてセルフ石抱(いしだき)をやってみせる!

サターン用ツインスティックをPS4で使いたい
タニタのツインスティックが現状、買えないとなるとだ、今あるサターン用ツインスティックとわずかな資金でどうにかならんのか?と考え、広大なネットをサーフィンして情報を集めた。
まずはこれ。
[MAYFLASH] ゲームパッド SS Controller Adapter for PC[SRPJ9182] https://amzn.asia/d/4X8fSy

サターンのコントローラー端子をUSB端子に変換してくれる夢の商品!

お値段3,980円。(2024年2月現在)
なんとこんな物がAmazonで売っているではないか。これをPS4に繋ぐだけで良いのか…?
早速購入し、試してみる。
結果、無反応。動かず。
念の為、PS5、XBOX Series X、XBOX ONEに繋ぐが同じく無反応。ただ、PS3に繋ぐと反応が。
左スティックの上下左右は方向キーとして問題なく認識しているが…しかし。
本来のダッシュボタンが(Rウェポン)、トリガーボタンが(ダッシュ)、という仕様。右スティックに至っては更に酷く、ダッシュボタンが(右移動)、トリガーボタンが(左移動)、スティックを右に倒すと(Lウェポン)、左に倒すと(前移動)、上に倒すと(ダッシュ)、下に倒すと(後退)。
という、とんでもない仕様になっているのだ!

しかし、この時点で冷静さを欠いていた私。
この問題はPS3版バーチャロンをダウンロード購入(およそ800円)し、PS3の本体側、またはバーチャロンのソフト側でキーコンフィグがあるはずだ、このあべこべ操作もソフト側で直せるんだ!と思ってしまった(馬鹿)。
だが、当然、そんなものはない。
じゃあこの変換器をPCにつないで変換器の中からキーコンフィグできるのでは?と無駄に勘ぐり、次は変換器をPCに接続。あれこれ試したが、それも無理。
安物買いの銭失いやで!(私にとって4000円は安くはない)

PS3と接続すると反応はするが話にならない!

■ 次のステップへ
じゃあどうすんの?と更に調べる。どうやらキーコンフィグができるコンバーターなるものがあるらしい。
Cross Hair converter (for P4/PS3/XBox ONE/XBox 360) [SRPJ0873] https://amzn.asia/d/fzr6zMn

接続したコントローラーのキーコンフィグができる!

現在、Amazonでの取扱い無し。
Cross Hair converter(クロスヘアコンバーター)…
ネット調べによると先程の変換器と、このコンバーターを接続してキーコンフィグを行えばサターン用ツインスティックかPS4で問題なく動くとの情報が!
しかし、Amazonでは取扱いがないので、しかたなくメルカリやヤフオクで探すと中古価格で大体10000円前後。これを買って成功するとも限らないが、私のツインスティックへの情熱は既に燃え盛っている。誰にも止められない。
私は躊躇なく約10000円で購入し、手元に届くのを待った。
この時点での支出概算は変換器4000円、コンバーター10000円、PS3版バーチャロン800円の計14800円。まさかこのまま色んな出費がかさんでタニタのツインスティックが買える金額になるじゃあないか?とも思ったが、ここまでやってしまったらもう後には戻れないし戻りたくない(馬鹿)

コンバーター(Cross Hair converter)の到着
後日、例のコンバーターが届いた。

これが待ち望んだCross Hair converter。

外箱、説明書、本体、USBケーブルと欠品なし。フリマには少々抵抗があるが、今のところ満足。
早速、説明書通り本体をPCに接続し設定開始。
ソフトウェアとファームウェアのアップデートをなんとなく行う。ソフトウェアアップデートに関しては英語ではあるが「この本体にはVersion〇〇をインストールしてください」と表示があったのでそれに従った。Google翻訳ありがとう。
そして少しPCからコンバーターをいじってはみたが、今現在の私が必要とする内容ではなさそうなのでPCからコンバーターを外しPS4本体に接続。
コントローラーとツインスティックも合わせてコンバーターに接続(接続方法も説明書のイラスト通りに行った)。

なんかもうぐちゃぐちゃ

コンバーターの説明書によると、PS4本体起動後、接続したPS4コントローラーのボタンをツインスティックに割り当てれる模様。ここも説明書通りに行う。
ボタン配置はバーチャロンのツインスティックB操作に合わせ、左スティックが十字キー(ボタンとトリガーはそれぞれL1とL2)、右スティックが(◯✕△□ボタン)、ボタンとトリガーはR1、R2とした。
ツインスティックのスタートボタンにはどのボタンを割り当てるか、と考える。バーチャロン中にポーズをするならタッチパッド、ゲームのデモ画面から先に進むならオプションボタンにするべきなのだが。
しかし、コンバーターに接続されたPS4コントローラーもツインスティックと同時に動かせるので、どちらにしても「デモ画面から進む」か「ゲーム中にポーズをする」どちらかのためにPS4コントローラーを触ることは絶対。
要するにサターンのツインスティックはボタンの数が足りないのだ。(私はとりあえず、ツインスティックのスタートボタンにタッチパッドボタンを割り当てた)

ついにサターンのツインスティックでPS4バーチャロンが動く
およそ1時間半かけて設定、接続、動作確認を行いついにセガサターンのツインスティックでバーチャロンをプレイすることができた。
押し寄せる感動と徒労感。金さえあればこんな事せずタニタのツインスティックを買えば問題なく終わることだのに!
というわけで、これでまずは親友であるしんぺーのツインスティックの設定は終わった。

既にチャロナーの皆さんはPS4でバーチャロンが発売された頃から同じようなことしてたみたいなので、マジ恐れ入ります。リスペクト。
また、これからサターンのツインスティックでバーチャロンをやってみたいという方の一助になれば幸いです。
次は自分のツインスティックをどうするのかだ。

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