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戦国三好家に興味を持って!

2024年10月20日、約半年以上ぶりに関西コミティア71に参加させていただきました。
前回はダブルブッキングをしてしまって、欠席しておりまして。
その間に、Xの方でも書きましたが、まあまあ大きい仕事を色々とやっておりました。
久しぶりの参加のため、本当に多くの皆様、また戦国三好氏といいピンポイントな創作活動をしているとの事で、皆様に支えられたというのは本当に大きい事です。

戦国三好氏って三好三人衆の…

私の中では、全然日本史が大まかにしか触っていない為、掘り下げた箇所が戦国三好氏というだけなのですが、昨今の最初の天下人と二つ名で有名になった三好長慶、そしてその政権を支えた戦国三大梟雄の一人とされる松永久秀、この二人がクローズアップされる度に、やや辛いと思うには、阿波から長慶を支えた三好実休(阿波三好)という存在、三好長慶を支えたもう一人の重臣、三好長逸を何故か、いやむしろ避けてるのか?ってくらい

認知されないじゃないか!

これはいつもの事なのですが、やはり久秀を立たせると、敵対方として三好三人衆が好き勝手やっていたという書き方をされるケースが目立つわけです。
そういう記事を見る度に「お前ら、長逸の事全然分かってないじゃん!私も含めてだけど!」となりがちだったので、いっそ自分も長逸を調べまくってみるという行為をしたわけです。
元々、メインで調べていたのは茶人武将系で、三好実休付きだったとされる一族、三好康長をメインでしばらく調べて、色々と不明瞭な箇所も多いのでかなり創作部分としては役に立つキャラクターだなーなんて思いながら、調べていました。
で、2023年の三好御成イベントでは、総奉行であった三好長逸について調べ始めて、そうすると長逸が長慶がいた時代、長慶を支えたという事は間違いないのに、なんで義興亡くなって、長慶亡くなって、なんかその後義継を傀儡なんてしようと思うのか?という疑問も湧いたりしました。
で、凡そドラマなどの影響もあるかと思いますが、三好三人衆が諸悪の根源みたいに決めつけるの、ちょっとどうにかならないかなーって。
そう思って、雑感を出したりしましたが、まだまだかなと思って無料配布での本をようやく出せました。
で、長逸の名前見たら、三好三人衆の一人でしたっけ?と反応頂ける方が!

伝え方次第で可変する

軍記物など、創作部分については、少し触れ方を考えないと「誤った見方」にしかならないという事を踏まえると、ある程度の創作された部分はその人物に対しての評価が加算されている、つまり引き算にはなっていないのではないかと思い、逆に調べると足し算しすぎると読みにくく、伝わりにくいというのが一番難しい点ではないかと思います。
三好長逸という人物を如何に頼り甲斐がある長慶の隻腕だったか?を掘り下げ、重点的に書く事になっていきました。
永禄の変では首謀者の一人、焚き付けたのではないかとされる一人、もちろんそれは第三者から見てそう取られるかもしれないが、それを長逸が本当に望んだかどうかは、ハッキリともわかりませんし、半永久的にわかる訳がないので、この部分は本当に創作する側の匙加減、論評する側の匙加減、読み手側の匙加減で可変する事を踏まえながら、読ませないといけないなと思いながら実は描いています。

IF、だからこそ史料を見直す

IFが存在するならどのようなエンドを望むか?殆どの創作の場合、ハッピーエンドやバッドエンド、トゥルーエンド、グッドエンドなどなど色々な展開がある。
長逸も康長も、消息が不明になるので、ある意味創作をする側にとっては、可変させやすい書き方ができるのでは?と思ったりしています。

三好に興味があるけど、専門書は難しいし、かといって手軽に触れれる本が少ない。そう思って同人の中で専門書ではないけど、
創作をする時に史料を読みながらお話を作る、下準備がある、この下準備を出してみては?
という、アイデアを考え、今回「三好三人…なんかあれ一人知らない名前混じってる!」を出した訳です。

畿内出口はむしろ、夢オチなのに誰にでもわかるような感じで書いたりしたネタ集、無料配布の方が「康長の弥帆壺についていつか書きたいなー」って思っていた駄文。

Xの方ではポリシーも変更される事で、どうしても承服できない事が盛り込まれていた為、こちらの方も徐々に動かしていくつもりです。
長めの文章になりそうですけどね!

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