海の近くで、本屋を始めます
瀬戸内海のすぐそばで、本屋を始めることにした。名前を「aru(アル)」という。庭に大きな桜の木があって、海が一望できる、穏やかで美しい場所だ。
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去年の夏から、東京と岡山で二拠点生活を始めた。
きっかけは、以前から友達だったデニム兄弟(ようへいくん、島田)のふたりで、彼らは岡山県倉敷市の児島という土地で、宿泊施設「DENIM HOSTEL float」を運営している。
瀬戸内海が一望できるその宿は、目の前に海が、そして背後には王子ヶ岳という山が存在して、笑っちゃうく