「今ここ」しか無ければ、幸福しか無い

さっきたまたま↓この動画を見て思いついたこと。


エイブラハムの言う「感情のスケール」のうち、9〜22の感情って、必ず過去か未来について考えているからこそ生まれる感情だということに気づいた。

(※正確に言えば、1秒前はもう既に過去なので、現在起こっていることも既に過去なんだけど。)

感情のスケール

例えば、批判や復讐心は過去の出来事が対象だし、

焦りや悲観、心配は未来について不安になっている状態。

その他も同じように、9〜22のすべての感情は過去または未来にフォーカスしているのであって、

今この瞬間にしっかりフォーカスできている状態とは程遠いことがわかる。

エイブラハムはいつもソースは絶対に過去を振り返らないと言っているけど、こういうことなんだな〜と思った。


それと個人的に思ったのは、過去も未来も無いなら、上の動画で紹介されているような民族には、所有や独占という概念も無いと思う。

貯蓄も無いし、備えも無いし、計画も無い。

一人一人が、単純に自分のボルテックスの中にあるものを受け取っているだけ。(本当は、世界中のすべての人が、常にそうなのだけど。)

所有が無いから、奪うという概念もない。

少しでも心地よくないと感じる人や場所からは一瞬で離れて、楽しく遊んだり寝たりすることに集中する。

個人的には、過去も未来も無いなら、おそらく貞操という概念も無いと思う。

貞操にこだわる思想って「過去も未来も一貫して行動すべき」「他人のものを奪っちゃいけない」「規律だから守るべき」などという思想だと思うけど、どれも「今この瞬間」しか無いなら成立し得ない思想だと思う。


それから、「場所」という概念も重要だと思う。

この民族は、場所や物理的距離という概念も希薄だ。

場所や距離という概念があると、いくら「今」のことを考えていても、「今この瞬間のどこか遠くの誰かを心配する」といったネガティブな思考が可能だからだ。

でも、ここ、目の前の現実だけを見れば、それは無くなる。

「ここ」しか無くて、かつ「今この瞬間」しか無いなら、

わざわざ目の前の現実を悲観したり、ネガティブな解釈をしたり、望まない部分にフォーカスを向けることもなくなると思う。

そうではなく、自動的に目の前の現実の中の望む部分に目を向け、楽しむことにフォーカスが向くはずだと思う。



追記

未来のことを考えて、貯蓄したり計画を立てたりするのが必ずネガティブというわけじゃなくて、

「不安だからやらなきゃ」だとネガティブだから、もっと不安になる現実になりやすいけど、

「これをやっている今、楽しいし、安心するからやる♪」「いつでも変えられるけど、これをやっておくとホッとするからやる♪」だとポジティブだし、自分のためになるよ。


ありがとうございます☺️