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退職しました。

11月30日。
6年働いた会社での勤務を終えました。
最終日は、とても慌ただしくて。
会社へのお礼のお菓子を買ったり、
お世話になった方々へのお礼を伝えに言ったり。
全てを円滑にしたくて、TODOリストを作って
その通りに進められるようにしたりして。

その日は帰ってから頂いた物や手紙を読んで、
ご飯を食べたらほっとしたからか、
そのまま夜中まで眠ってしまってた。
夜中に目覚めて着替えてまた眠ってしまって。
あ、疲れてたんだな、ってやっと感じた。

次の日にも忘れ物をして会社に行く事に。
用事を済ませてからあらためて街を歩くと、
クリスマスイルミネーションがとっても綺麗で。
でもその事よりも、これから先どうしようかな。
1月からの仕事上手くいくかな?って
少し不安と、外気温の低さに少し心も冷えかけていて。
そんななか親友も同じ街にたまたまいる事が分かって不思議と食料の買い出しを一緒にした。
たこやきを食べながら、この日常がかけがえないものだと感じて、ほっこり、そして少し泣きそうになった。

6年働いた街は、
いつのまにか私の中で、青春が詰まった街になっていた。

退職した事に後悔はない。
でも、これを寂しさと呼ぶにはなんだか実感がなくて。

この感情にまだ名前をつけたくない気分。

準備してくれたメッセージ達も、まだ家族と共有の場所にあって、まだ私の部屋に持って行って保管、って出来ない。

そして、そのメッセージを開くのも、なかなか怖い。
なんでだろ。
思い出すからかな?
全ていい事だけではなかった。
でも、すごく楽しい瞬間もあった。
感謝してる、私がたくさん成長させてもらえた場所。

でも当たり前のように通っていた毎日がふいになくなる、
なんとも言えない感覚。
でもそれを決断したのは私。
だから、本当に後悔はない。
こうすれば良かったかな?って感情も、
不思議と全くない。

もっと、頑張ってみたい。
まだ、夢を見ていたい。
走っていきたい。
でも、私を見失いたくない。

まだ、色んな事を喜ぶには恐怖があって。
喜んでいたら、また誰かに突き落とされるような悲しみに襲われないか、調子に乗るなって言われないかと、怖くなる。

眠る時に、自然と肩をすくめる私がいる。

少しずつ、この感情をときはなっていければいいな。

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