見出し画像

藍染のすご~いお話。@徳島県神山町

徳島県神山町に来たら、藍染職人の方々とご縁ができた。
通常、藍染をする際に、藍農家さん(藍を育てて染料にする)と藍染職人さん(染料から染める)と分かれているそうなんですが、その方は藍を育て、染料「すくも」にして、染める工程まですべて一気通貫でご実施されているという。
その工程がびっくりするくらい大変で、染料を作るのになんと1年間!!しかも1年間かけて作った染料も、生き物なので、服の素材や管理の仕方などですぐにダメになってしまうこともあるとか。

さらに、藍の効能にもビックリ。
・虫を寄せ付けない防虫効果
・汗臭さなどを抑える消臭効果
・アトピー性皮膚炎に優しい抗菌効果
・日焼けを防ぐ紫外線防止効果
・解熱・解毒・抗炎症薬としての効果 などなど。。

なので、昔は、武士は藍染した着物をまとって戦いにでて、傷ができても藍染の着物で炎症を押さえたり、農民は藍染の着物で農作業することで虫よけをしたりしていたそうだ。

日本文化すごすぎ。

さらに、藍は徳島県が日本一の産地で、阿波藍(たであい)が採れるらしい。

また、藍を育て、染料すくもにしていく工程は、その土地の土や生き物たちのエネルギーをすべて藍が受け取り、その藍を1年がかりで染料に育っていくということであり、その土地のエネルギーが詰まっているということなんだと。つまり、藍染のものを身にまとうということは、その土地のエネルギーを身にまとうということでもあると。

藍染職人のじょーさんからのお話、そこに淡々と向き合われている姿には、心動かされるものがあって、静かに感動した。

藍染に向き合うじょーさん。もともとはネパール地震の支援をしたいという想いから、藍染で支援ができないか、という話がきっかけで、藍染をスタートしたそう

藍がこんなに深いものだなんて、全然知らなかった。
感動しすぎて、藍染のハンカチ、購入させていただきました!
こういったストーリー、想いのこもった作品を生活に取り入れるっていいよね…!

じょーさんのお話に感動して思わず購入。想いのこもった藍染はめちゃ美しい…!

しかも翌日も、はからずして偶然別の藍染職人さん(染昌:https://somesho.thebase.in/about)にもお会いすることになり、藍染がなんかキテるっぽい笑。ということで、藍染のことが気になっていろいろ調べてみた。

↓このサイトとかすごくわかりやすく藍のことがまとまってました。
https://www.hanten.jp/column/aizome/indigo1

藍染のすごさ、日本文化の偉大さをしみじみ改めて感じる。
というか、これからは藍染の衣服を積極的に使いたいと思った!

じょーさん、しずちゃん、たっきーさん、ステキな出会いをありがとうございました!

ちなみに余談ですが、じょーさん、しずちゃんの生活は、ネパールでのシンプルな生活を体現すべく、薪から火をおこす、丁寧でとてもステキなシンプル生活。

薪から火をおこす丁寧でシンプルなくらし
空間おしゃれーーー!全部手作りだそう
ぶーちゃんがかわいすぎる…!動物たちもみんな仲良くくらしてます

やぎ、にわとり、豚さんまでいっしょにくらしていて、こんな生活いいな…と心がほわっとする感じの空間でした。ステキすぎた。
ランチや宿泊もできるそうなので興味ある方はぜひー!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?