看護とキャリアコンサルティング
只今、本業の看護学大学教員として臨地実習指導中のsumidaです。
私は看護師を経て看護学大学教員という身分で、キャリアコンサルタントの資格を取得しました。
キャリアコンサルタントの養成講座や受験対策でつくづく感じたことは、看護とキャリアコンサルティングは共通点が多いということ。
例えば…
・人間と人間の関わりであること
・人生をとらえるということ
・その人らしさを尊重すること
キャリアコンサルタント養成講座で学んだ受容・共感・自己一致やマイクロカウンセリング技法の一部は、看護学テキストにも掲載されています。
看護師はヘルスケアの専門家、キャリアコンサルタントは職業生活支援の専門家ですが、その根底には人間のキャリアをとらえている。
看護界で生きてきた私がキャリアコンサルティングを「これだ」と思えたのは、看護そのものや対象者より、看護師の働き方や教育に関心を持っていたからです。
看護職が対象者の人生、生活に関わりケアをしていくならば、私は、それを担っている看護職の人生や生活を支援したいと思っています。
それで看護職としてのパフォーマンスが向上し、対象者が質の高い看護を受けられること。これが、看護職でありキャリアコンサルタントである私の願いです。
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