私の公務員生活②(普段の仕事について)

昨日に引き続き、私の公務員生活について書いていこうと思います。

今日は、普段どんな仕事をしているかについてです。

具体的な事業を書くと色々差し支えがあるかもしれませんので、事業の中身と言うよりは、一日の流れと業務内容(+α)を中心に書きます。

(もちろん、これはあくまでも私の例なので、当てはまらない事例もたくさんあると思います。)

【平均的な一日の流れ】
私は片道2時間かかるので、朝は6時半過ぎには家を出ます。到着は8時半前ですぐに始業です。

始業後はメール等チェック、急ぎの案件があれば優先的に済ませ、他の人の作成した起案をチェック、その後自分の本来の仕事に取り掛かります。

ほとんどが事務作業(詳しくは下の業務内容に記載)ですが、細かい打ち合わせや会議、上司へのレクチャーがちょくちょく入ることもあります。
一日に少ないときは1つの案件に取り掛かり、多いと4、5件くらいこなす感じです。

間にお昼休みが1時間入り、だいたいは執務室でお弁当ですが、たまに同僚と外のお店でランチをしたり、有志でランチミーティングをすることもあります。

午後も午前と同じく事務作業や打ち合わせ、終業は17時過ぎです。

昔は残業は当たり前で21時過ぎても残っている日が多かったですが、今は特に急ぎの用事がない限り、定時で帰ります。
(これは本当に所属によると思いますが)

【業務内容】
7年間で主に行った業務はだいたい以下のとおりです。もっと色々している気もしますが…。

・予算(次年度の予算要求のための資料作成など)
・執行(課の予算を管理して運用していく、家計簿を付けるイメージ。)
・決算・監査(予算を年間でどのくらい使ったのか計算、資料にまとめ、適切に使われたかの監査を受ける&事前準備をする)
・広報(事業やイベントの周知のため、ホームページやSNSページの作成、チラシやリーフレットの作成、発送)
・文書管理(保存すべき文書の取りまとめ、書庫に運ぶ業務も)
・照会(色々な調査について該当の有無を回答)
・会議運営(外部有識者会議のスケジュール調整から資料作成、議事録対応まで諸々の事務作業、委員改選のための調整など)
・大綱の作成と運用(課の業務に関わる大綱の内容を作成、策定後の進行管理のため関係課への照会)
・企画調整(課の事業を有効に行うための新事業の立ち上げ案や改善案の作成と調整。要領の作成、意見聴取その他。)

【その為付加的な仕事】
イベントがあるときは、お手伝い要員(受付や来賓おもてなし係が多い)に駆り出されることも。
休日での駆り出しは自分の事業を除いて滅多にないですが、あった場合でも代休はもちろん取れますし、強制的ではありません。

また、自分の事業が議会の質問に当たったときは色々とバタバタします。
忙しい反面、注目してくださるのはとても有り難いことだと思います。

そのほか、本業とは別に、プロジェクトチームへの参加も可能性としてはあります。(立候補制だったり指名制だったりします)
私も、今までも何個かのプロジェクトチームを掛け持ちしたりしています。
場合によっては本業とプロジェクトチーム用務の兼ね合いが大変なことも。

【好きな仕事】
私はほとんど内勤なのですが、本当は出張に行くのが好きです。
私が行く出張としては、イベント業務のほか有識者会議の際の、座長への事前レクチャーや委員改選の際の候補の方への挨拶などが多いかなと思います。(後は研修くらいです。)

【人間関係・職場の雰囲気】
まだ7年間という浅い期間ですが、基本的に上司や同僚には恵まれていると思います。
(少なくとも、圧倒的な理不尽な目にあったことは、ないです。)

また、時間外、強制ではなく食事会もたまに開催したりしています。(私は割りと企画することが多いです)
なので、仲はそこそこ良いと思います。
ただ、みなさん、ある程度割り切って付き合っている感じはします。そこまで濃密な関係を好まない人が多そうです。
特に若い既婚者の方は、家庭を重視する傾向にあるかなと思います。

また、横の繋がりもそれなりにあります。
先程のランチミーティングもそうですし、たまに飲み会をしたり、その他趣味で繋がっているグループもあるようです。(公式の部活動もあります。)

ただ、割りとそれぞれのコミュニティでメンバーが固定されてイツメンになるのは功罪あるかなあとも思います。

【働き方改革を受けて…?】
前述のとおり、残業は減る傾向にあります。(21時以降残るのは原則として禁止)
年休や夏休みも、私は気軽に取りやすい雰囲気にあるかなあと思います。

その他、最近では男性も育休を取得する例が増えているようです。

【その他】
意外と先輩後輩の関係はかなり緩やかです。色々な年齢の人がごちゃまぜになっているからかも?
また、男女差別も、(もちろん幹部職員の割合とかの問題はありつつも)ほとんどなく、少なくとも女性という理由のみで不当な扱いを受けたことはないです。

ということで、明日に続きます。次は時間外や休日のことなど中心に書きたいと思います。

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