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人材育成のためのマニュアル作成で業務削減を狙った結果

年々、職場での立ち位置が変わっていくことに、この数年、戸惑うことがありませんか?

役職は変わらないのに、
給料も変わらないのに、
人に教えることが増えてプレッシャーは増加していきます。

ただ、資料がないことが多くて、結局作ることになります。
ただ、誰も作れとは言ってない。
教えるのに不都合なのは、私が不器用だからかもしれないです。

教えられる方がメモを取る時間、
わからないと何度も聞く人、
人員の入れ替えのたびに同じ事を教えていたり、
などの時間的なコストもあります。

ただ、メリットもあって、
予習、復習がしてもらえるのです。
マニュアルに余白を入れておけば、口頭で話したことや本人にフィットしたポイントを、書き込んでくれます。
更に転出したり配置換えの時に引き継ぎ資料にもなります。


しかし、我が社は結構な確率で、業務マニュアルや資料がないのです。

転勤が多い割に、
背中で覚えろ的な空気感。
ほぼ、口頭で機器の立ち上げとか、
物の並べ方とかを実際の業務の傍らで教える事が多くありました。
その間、メモを取るように言われるけれど、後で見返すとなかなか分からない代物が完成しています。
人間はマルチタスクが苦手なのだそうです。
聞いて、メモして、理解して、記憶するなんて、かなり忙しいですよね。

前職はフリーターの私。
テーマパークでチケット販売や売店、美術展の監視員、万博、スーパーでのマネキン、年末年始のお寺の奉仕員などのアルバイトでも、教育や資料配布、練習なども、しっかりあった記憶があります。
某有名チェーン店は、マニュアルが分厚いと聞いた事があります。
同じ日本なのに、価値観や仕事へのやり方、人材育成などの違いに、戸惑うことは数知れず、今に至ります。

前配置で、ちまちまと作った資料などは、採用非採用と二分され、改良されたものもあれば、ゴミ箱行きにもなりました。
更に仕事が振られ、墓穴を掘ったと感じたこともありました。
おかげさまで、今まで見なかったような、業務改善マニュアルやビジネス書などを求め、図書館の棚を物色する様になったのは視野が広がりました。



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