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信長と干し柿(その1 全2回)

今日はね、信長さんにインタビューしたんだよ。
ポンと昔。

れきしー  信長さん。ここに400年前に書かれた『耶蘇会やそかい通信』があるんですよ。このお手紙は宣教師のルイスフロイスさんが書いた物ですね。『この時、美濃国よりはなはだ大なるいちじくの乾したる物到着せしが、小さき箱1つをよにあたえしめたり 1560年6月1日』と、あります。とってもおいしかったと喜んでいたそうですよ。
信長  そうじゃろ。あれはいちじくではない。干し柿じゃ。美濃の干し柿はたいそううまいからの。あの時茶を2杯出してな、くれてやったのじゃ。地球儀やらメガネなんぞの珍しいもんを見せてくれたからの。
れきしー  宣教師のガスパルコエリョさんも、天正9年(1581年)に安土城『滋賀県蒲生郡安土町』に招かれた時、お土産にといちじくをもらったとお手紙がありましたよ。
信長  宣教師たちは面白き物を見せてくれるからの。ギアマンに入ったこんぺいとうをもらった時には驚いた。あれはうまかったのお。わしからは大事な干し柿をくれてやったのだ。
れきしー  信長さんは干し柿が好きなのですか?
信長  わっはっは。酒より干し柿が大好きじゃ。甘くての愉快になるわ。

今日はここまで、読んでくれてありがとう!続きは明日のお楽しみ!お休み、ポン!

#日本史 #安土・桃山時代 #織田信長

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