見出し画像

今こそ求められている!文字コミュニケーション

心のこもったコミュニケーションは、日常を彩る。そう思っています。

私は人好きの引きこもり。家にいながらたくさんの人と話せるリモートの時代が来て本当に嬉しく思っているんです。でも、デジタル時代の文字だけのやり取りでは、感情が見えづらいのも事実。
言葉の使い方で、人とのつながり方が変わってしまう時代でもあるなと思っています。相手を思う気持ちを込めた文章は、繋がりを深める力がある。そしてその逆も。
だからこそ、感情を乗せた言葉と、コミュニケーションって大切だと思うんです。


デジタルコミュニケーション

コミュニケーションはますますデジタル化され、文字でのやり取りが増えましたよね。メールやメッセージ、SNSなど、さまざまなプラットフォームで言葉を交わすようになりましたが、これには問題もあります。
日本語では特に、微妙なニュアンスや行間を読むことが求められる場面も多く、文字だけではその感情や意図が伝わりにくいことがあります。
たとえば、

「いいです。」→「OKです。」「遠慮します。」の両方の意味を含みますよね。
「いいです。」→「いいです👍」「いいです💦」なら方向性が伝わるけど、「。」だと伝わらない。

しかもメールでのやり取りで「。」が入っていると、「怒っているのか?」と感じられたりもします。私はどっちかっていうと「いいです」の方が怖いタイプですけど。

だからと言って過剰な装飾のメールは、内容が軽く感じられたり、おじさん構文やおばさん構文と揶揄されたりすることもあります。こういった構文として決め切ってしまう表現の仕方は、コミュニケーションを複雑にしてしまうところがあります。

構文化すると概念化する

構文や表現の仕方が固定化されると、相手が人ではなく概念のように感じれたりもしますよね。実際に会ったことがある人でも、その人自身ではなく、ある種のイメージや概念として捉えてしまうことがあるのです。

こうなると人に対してる感覚が薄れ、SiriやAIに話しかけるような感覚で、心のこもっていない言葉を使ってしまいがち。
これでは、相手の感情や心の動きを理解するのは難しいでしょう。

同様に仕事だから内容さえ伝わればいいでしょっていうお仕事構文もありますよね。それこそAIのようで、botかな?って。
それでうまくいっているならいいんですけど、割と私はそれをやってもやられても心に澱が溜まっていくタイプ。
ヒトと仕事をするのだから、気持ちよく働きたいし働いて欲しいと思うんですよね。何か一言あるだけで、ああ相手もヒトなんだと、文字の向こうに影が見えるイメージです。仕事なんだから、とドライなやり取りを続けることが本当に良いのでしょうか?それは人間が行うべきコミュニケーションなのでしょうか?

自分のも相手のも、感情を大切にすることって、まだうまく言えないんですけど私たちを人間らしくしてくれる一つのポイントで、これからの時代のキーになりそうな気さえしているんです。

これからもこの先も、人間はタイマンのコミュニケーションを繋いで重ねていくんだと思うんですよ。

だって言葉を着せれば感情が見えるようになるんですよ、触れるようになるんですよ。自分も相手も。
使わないのはもったいないなあって。

ヒトであるためのコミュニケーション

だからこそ、私たちは心を言葉にするべきで。心がけるだけでいいんです。上手に書いたり言ったりすることではなく、相手を思う気持ちをきちんと言葉に乗せることが大事なんです。もちろん相手を思う気持ちがあること前提の話なんですけど。ないならもう、この話を続けてもしょうがないんですけど。回れ右。

コミュニケーションは、仕事だけでなく、人と人とのつながりを築く基本です。デジタル時代でも、感情が伝わる言葉を使うことで、より豊かな人間関係を築くことができるはず。

テクノロジーの進化により直接的なコミュニケーションを避けても生きていけるようになったので、つながりはこれからも希薄になっていきます。それがいいって人もいるでしょうし、私も半分手を挙げますけど、でも、人と関わることで得られる喜びってのも大きいと思うんです。

ありがとうって言われたら、やってよかった!と思うし、次もやろう、って思いません?そんな些細なことでいいんですよ。毎日のちょっとした些細なコミュニケーションの積み重ね、心遣いのラリーで人って動いているんだと思うんです。それは文字でもできること。

まずは、自分から感情を開示して、心のこもったメールやメッセージを書くように心がけてみませんか。きっと、あなたの生活が少しだけ、豊かになるんじゃないかなって思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?