#33 矛盾を感じるお金の使い方とは?
今回は、お役に立てないご相談のケースに
ついて書いていきます。
結論を先にお伝えすると、お役に立てない方
というのが、“浪費癖の強い方”です。
なぜなら、浪費癖の強い方については、
家計改善よりも前に見直すべき習慣が
あるからです。
このような場合は、別の相談窓口や支援先を
ご紹介させていただくことがあります。
実は、浪費癖の強い方については、自らの
お金の使い方に原因があることに無頓着で、
誰かが魔法使いのように何とかしてくれると
他人任せで考えているからです。
例えば、矛盾を感じるお金の使い方の一例
として、下記があります。
① 「リボ払いの支払いがあるにもかかわらず
学資保険への加入を検討している」
➡ 学資保険の保険料を払うお金があるなら
リボ払いの返済に回しましょう!
② 「10%以上の金利(年利)のローンが
あるのに、さらにローンを組んで
お金を借りようと考えている」
➡ これ以上、ローンを組むのはやめて
月々の収入の範囲内で生活しましょう!
③ 「金利の高いフリーローンを組んで
身の丈以上の保険料を毎月払っている」
➡ “生きるために必要なお金”と“もしもに
備えるお金”のバランスを考えましょう!
これらは極端な例になるのですが、お金に
良くない習慣を身につけてしまっている
お客さまについては、危機感が薄く、お金に
対する考え方が甘すぎるという印象を受けます。
実際問題として、このような家計状況の方に
ついては、本気の覚悟がない限り、継続的な
サポートにはお応えできないと考えています。
なぜなら、私には、家計を本気で見直したい
というお客さまのニーズと行動力を引き出す
スキルがないからです。
さらには、これらの問題と向き合うためには、
カウンセリングスキルやコーチングスキルが
必要だと考えています。
実は、お金の問題と心の問題はつながって
いるのですが、浪費癖の強い方については、
心の問題を解決する方が、家計の見直しの
近道になると考えていますので、これらの
スキルがない私には対応ができないのです。
つまり、私には・・・
“できること”と“できないこと”がある
ということです。
これらは、私自身に課せられた“課題”でも
あり、私にとっての“伸びしろ”でもあるかも
しれませんが、まずは、日々のご相談の中で
対応力を少しずつ磨いていきたいと思います。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
(●*’v`*人)