ソーシャル妖怪図鑑

めくるめく社会の妖怪と出会ってきた私の人間観察と分析の備忘録。周囲の人々だけでなく、妖…

ソーシャル妖怪図鑑

めくるめく社会の妖怪と出会ってきた私の人間観察と分析の備忘録。周囲の人々だけでなく、妖怪は自分の中にも。 洞察力と勘の良さが武器。と思っていたが、それをうまく活かしきれていない不器用人間。本業はコンサルタント。

最近の記事

毎日が楽しい!キラキラ女子の本性とは

ソーシャルメディアでよく見られる日常の中でのちょっと素敵な出来事。おしゃれなレストランでの光景、楽しそうな飲み会、ちょっとしたお出かけ、みんなと楽しむBBQやゴルフなど。結構な頻度で、このような投稿している知り合いの女性Fさんは、文章の冒頭には「◯◯ちゃんに誘われて●●へ」という枕詞をテンプレートとして使って投稿している。 「私って人気者だから、お誘いが絶えないのよ」アピールがすごい。アピールしたい時点で、「他人からこういう人だと思われたい自分」と「他人が思っているであろう

    • それってもしかして結婚詐欺?

      私の周囲には、女性関係を自らややこしくさせている男性が数名いるのだが、彼らはモテる要素を持った上に、巧妙な嘘をつける頭の回転の速さを持つ。違う部署で働いていたEさん。接点も少なく、楽しく雑談をする仲でした。仕事で関わりなく、特別な感情もなく。 でもある日、突然打ち明けられたのは、会社に申請している住所と別の所にて妻ではない女性と生活している、ということ。数年暮らしを共にしているようで、内縁の関係。普段会社で話していた一人娘との日々は何だったんだろう・・・?その内縁の人も、そ

      • 自分の価値を高く考え過ぎる女性有名人と出会って

        同じパーティに参加していた当時独身だった女性有名人Dさん。そこには多くの著名人が参加していたが、Dさんは、名声のある人には態度が変わることが一目にわかる人だった。そしてターゲット以外の人を見下げた、自分を高く見積り過ぎている妖怪さんだ。 でも個性が強い人と、多く関わる業界だし、それ以上考えずに、またその後も関わることもなく時は流れて行った。 ある日、Dさんが会社社長と結婚するというニュースが流れてきた。それに対して、狙い通りだな、くらいに思ったかもしれないが、特に気を留め

        • 甘すぎる策士の末路

          私がかつて勤めていた、とあるファッションブランドでは、トップは圧倒的な力を持ち、感情的な性格で、積極的にコミュニケーションをとりたくない類の人物だった。トップの右腕であるCさんは、トップの要望をうまく周囲の人物へ調整し、周囲からもトップからも重宝されていた。トップからの圧力の防波堤になってやる、が口癖の方の情が深い男性だ。 とある時、私はトップからお叱りを受けた同僚を見た。夜遅くから朝近くまで数時間に及ぶ、私なら気が滅入るくらいの怒られ方をしていた。そしてその人は次の日に退

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          ちょっと違う?実写版「プラダを着た悪魔」

          私はかつて、華やかなファッション業界に身を置いていた。そこで見つけた妖怪(虚栄心-攻撃型)さんの話をしよう。一見、ちょっと綺麗な40代半ばの女性。仮にAさんとする。 私が入社した時に感じたことを正直に記す。「なんだ?この会社は?オシャレな人、綺麗な人がほぼいないぞ!!え、なぜ???ファッションブランドでしょ?」 そして違和感レベルを深めることが一か月後に起きた。突然同僚が解雇されたのだ。理由はポジションにマッチしないから。でもね、見てたよ私。 Aさんが理解不能な日本語で

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          空気を読むということ

          「何を言うかより誰が言うかが大事」 社会に出て、そんなことを覚えた私は、相手を観察し、分析し、どのように話すかを咄嗟に読み取ることを得意としています。もともと得意だったことに、社会に出てからより磨きをかけてきた、と言う方が正しいかもしれません。 その能力は、仕事だけではなく、面接でも活かすことができ、(転職が多い業界とは言え)転職を繰り返し、理想郷を目指しては、現実を知るの繰り返しの人生だった気がします。ただ本当に、転職活動および職には恵まれています。 観察し分析するこ

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