ここ最近、日本海側で大雪、寒波が続いています。そこで、寒波と温暖化の関係について、記事をまとめてみます

温暖化により寒波が増えるのか? 
 温暖化が進行すると冬も暖冬になりそうですが、今年は寒波が続いています。何故、温暖化が続くと寒波が押し寄せてくるのでしょうか?
 その原因と観られているのが、偏西風の蛇行です。温暖化が進行すると、北極とそれより南側の地域との温度差が小さくなり、偏西風が弱まる。偏西風は北極の冷たい空気を遮断するカーテンのような役割を果たしているので、その勢いが弱くなると、大きく蛇行することになります。その際、北極周辺の寒気が、より南側に進出してくるため、大寒波が起きると考えられているそうです。

温暖化から気候危機 
 地球温暖化が進行する中で、気候のバランスが崩れ、熱波や寒波、大雨や干ばつなど激しい気象災害が頻発することは、早い段階からIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が警告しています。実際、気象庁のデータを見ると、異常気象が世界レベルで毎年頻発しています。そもそも、異常気象とは気象庁の定義では「その地域で30年間に1回以下の稀な気象現象」とされているのに、こう毎年、異常気象が起きることが常態化するという時点で異常なことといえるでしょう。
 こうした事象を説明するのに、もはや「地球温暖化」という言葉だけでは、その脅威をイメージしづらい状況です。専門家の間では以前から「気候変動」という言葉が使われていましたが、近年では「気候危機」という言葉も度々使われるようです。地球温暖化による脅威は、もはや未来のものではなく、今そこにある危機になりつつあります。これ以上事態を悪化させないよう、温室効果ガス排出の抑制などの対策を推し進めるべきだと思われます。

まとめ
 
寒波の原因も、実は温暖化が関与している可能性が高いようです。社会や企業はSDGsとして持続可能な社会を目指しており、それを支援する投資家はESG投資という環境を意識した投資が支流となっています。
 そう考えると、残された環境の対策は、個人の行動ということになります。社会が企業がいくら環境問題を考えても、そこで暮らす人間が環境に無頓着では意味がありません。その意味で、個人の行動を環境問題とつなげることはとても大切なことであると思います。そして、今や個人もクラウドファンディングがライブコマースなどで、他人から投げ銭をもらい、支援してもらう世界です。そう考えると個人に対するESG投資という考え方は、今後人を評価したり、投資したりするときに大切な指標になると思われます。

記事の引用
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20160125-00053779/


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