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健康行動で社会問題を解決する

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身体に良いだけではなく、さらにもう1歩進んで身体にも社会にも良い健康とは何かを考える、日本初の健康環境マガジンです。健康と関係がありそうな環境問題や社会問題について深堀していきま… もっと読む
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記事一覧

ワークエンゲージメントを高める

ワークエンゲージメント  ”ワークエンゲージメントは、仕事に関連するポジティブで充実した…

オンラインイベント開催:Innovators(鍼灸)

 明治国際医療大学・養生学寄付講座では、学内ベンチャー企業YOJYOnet(株)と共催で、2022年…

時間の使い方:不便益10:雨の効用

はじめに 梅雨真っ盛りのこの時期。 しかし、なかなか雨が降りませんね・・・。 まるで梅雨が…

イメージする:不便益9:公共機関での通勤

 世間的に通勤時間が長いことはとても辛いことだと考えられています。しかし、本当に通勤時間…

健康・医療情報という情報通貨

 デジタル社会の到来により、医療情報や健康情報はデジタル化されていく必要があります。それ…

脳を安定化させる:不便益8:一緒に暮らす意味

孤独が増えていく時代  少し前は自分の部屋が欲しい、1人の時間を大切にしたいなどという言葉…

合理性を追求しない:不便益7:伝統的価値観

人それぞれ考え方は異なります。 それはその人が育ってきた価値観によるとされていますが、その背景には文化があるようです。 イングルハート-ヴェルツェル図 アメリカの政治学者ロナルド・イングルハートは、「文化的な価値観は、社会的・経済的な要因に影響されるのではないか」と考え、それを調べるために、以下のような対立概念を図に表したのがイングルハート-ヴェルツェル図です。 「伝統的価値(前近代社会)」vs「世俗ー合理的価値(近代社会)」 「生存価値(産業社会)」vs「自己表現価値

予防には原因追求よりも状況把握が大切

身体のあり方が大きく変化しています。 今までは自分の身体の状態に合わせて、言い方を変える…

データドリブンな健康とは?

 健康のあり方が変わろうとしています。  今までは自分自身の自分で管理することが当たり前…

脳を強化する:不便益6:不慣れな行動

 人はどうしても慣れた行動をしたくなります。  「慣れ」は、基本的に考えることなく無意識…

考えること:不便益5:イメージ効果を考える

 今の世の中調べれば何でも見つけることができます。その意味で、とても便利な時代ですが、調…

衝動を抑える:不便益4:物質依存を考える

依存先が変化している  便利な世の中。なんでもある今の時代では、依存症の形も変わりつつあ…

筋力を鍛える:不便益3.公共交通機関を利用する

今の世の中はとても便利です。 何処に行くにも車という交通手段があります。 その意味ではとて…

自律神経を鍛える:不便益1.温暖差

季節の変わり目に思うこと  3月から4月の季節には朝晩と昼の温度差が生じます。温度差は身体に負担をかけるため、温暖差疲労になることが知られています。一般的に温暖差は悪いものととらわれがちで、温度差をなくすように今の生活環境を作られていますが、温暖差は人間にとって本当に必要がないのでしょうか?そこで、第1回は温暖差は身体にどんな意味があるのかを考え見ます。 体温調節と自律神経  温暖差が起こると体温調節を一定に保つために体温調節が無意識で行われます。体温調節は一般的に自律神経