立ち位置とやる気と他人論

こんにちは、金子です。

私は現在、2009年から活動している子どものやる気を引き出すワークショップを通じて教育格差の解消を目指す活動、Motivation Makerを運営しています。(https://www.motivation-maker.org/)

都内を中心に、教育が十分に受けられないご家庭を中心として月に1回5回セットのイベントを実施しています。

今年度のモチベーション・ワークショップも来週から始まるので、改めて考え事を書いてみたいと思います。

まず、立ち位置

色々な活動をしていて思うのは、自分は誰か、またどうやって子ども達、ひいてはこの活動に関わるのか、ということを考えます。

教育の専門家ではない私たちは先生ではないですし、ご家族にとってはあくまで親戚でもなければ先生でもないいわば、他人です。

他人というと冷たい感じもしますが、最近は関わり方としてこのくらいに思っておいたほうが良いと感じています。決して面倒見を悪くするつもりはないですが、思い上がらないためにも、立場は明確にしておいたほうが良いと。

一方で、私自身が団体への関わり方としても同じく他人なんだと思います。運営しているくせに、何事だ、やる気あるのか、と思われる方もおられると思いますが、公共の福祉を目指す非営利活動法人としてやるべきことと、私自身の思いは、完全に一致することはないでしょう。もちろん同じ方向を向いている必要はあると思いますが、こちらも思い上がってはいけない。

やりたいこととなすべきこと、できること、求められること、がないまぜになっているなかで時折、かすったところの手がかりを得ながら、今日はこうしよう、今度はああしようと思いながら活動を続けて行くしかないと思います。

抽象的な書きぶりですが、こうした立ち位置を自分なりに落とし込みながら活動を続けることで、かえって自分の好きなことは何か、どうしたいのかが明確になり、活動や、関わる人たちとの向き合い方がよりパワフルかつ繊細なものになっていくと思います。

今年度も楽しんでいこうと思います。






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