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しまう年末-母のものこと 2023.12.26

ずっと億劫で動く事ができなかった
母のクレジットカードを
ようやく2枚ほど解約しました。

まだ引き落としがあるものもあるので
ぼちぼちと整理していこうと思います。

昨年、一昨年とできなかった大掃除も

今年は隙間時間をみつけてはちょこちょこと。

家事と同じで終わりは無いので
絶対やるところだけは終わらせて。

身体がその気にならず動かないときは
こんなふうに溜めてた事務的なことを
片付けております。

携帯電話や車の保険、その他役所手続き…

一つひとつ納得はしているけど
諦めがなかなかできなくて

さすがにお金がかかるものはさっさと
解約手続きをしていましたが

まだまだ出来ることはたくさんです。

今年の後半から毎週面会することが叶い

洗濯もウチでする事ができるようになり

たまーに一泊一緒に過ごす事ができ

いま出来うることを精一杯やってはいるつもりだけど

日に日になんとなく反応が薄くなっていく母へ

毎回1人で話しかけ続けることが
正直少ししんどくなってきて

生きることの意味を毎度考えます。

でも確実に母は生きていて
私が来るのを待ってくれているらしい。

そんな時に観た映画
「ラーゲリより愛を込めて」は

生きる希望とか光とか

そんなことをとくと考えさせてくれる
映画でした。

希望って光のようで
実は残酷だったりもする

それはまさに陰陽の光であり
陰であるように

それでも
こうして洗濯物が家に返ってきたり
かわいた着替えをたたんでいることが

私にとっての希望なのかもしれないなぁと
考えるでもなく考えていたりします。

この一年。

いくつもの感情に向き合って
手放して。

自分への罪悪感をどのくらい捨てることが
できただろう。

罪悪感も、思い切って言ってしまえば
ただの自己満足だとすれば
いまの私には必要ないもので

そんなエネルギーはちゃんと前向きに
使いたいなぁとも思います。

そう思い始めてからは
母からのお下がりの着物。

しかも躾糸すらほどかれていなかったものも
着られるようになりました。

うん、成長したな私。

そんなことを感じるのもきっと
満月のせい。

にしておきます。

まだ少し心の整理は続きそう。

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