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ペルシャの青に魅せられて② 〜イラン旅行 サーデグさんとの出会編〜
シンガポール経由でトルコのイスタンブールに向い、
そこから深夜に飛行機でイランへ向けて出発。
首都テヘランのエマーム・ホメイニー空港に到着したのは深夜2時40分。
空港で合流したのは、テヘラン在住のサーデグさん。
日本の知人の紹介で、2日間ガイドをお願いしていた方です。
深夜にもかかわらず空港に迎えにきてもらい、
市内のホテルまで送ってくれました。
![](https://assets.st-note.com/img/1699770804294-9YD6LUnu3L.jpg?width=1200)
ちなみに事前にビザを取得していたこともあり、
空港では驚くほどスムーズに入国できました。
ただSIMカードの購入には少し手間がかかりました。
スタッフから「今日は買えない」と、謎の発言。
どうやらシステムの問題で、旅行客は買えないとのこと。
ただし現地の人は購入可能とのことで、サーデグさんが代理で購入。
早速助けられました。
その後5時ごろにホテルのチェックインを済ませ、
また昼12時に待ち合わせの約束。
実は僕とサーデグさん、言葉を交わせません。
サーデグさんは母国語のペルシャ語を話すのですが、
僕はペルシャ語を話せません。
事前にわかっていたことではあるのですが、
この状況が、この旅において貴重な経験と気付きにつながりました。
会話はペルシャ語対応のGoogle翻訳を使用しました。
現代のテクノロジーの進化に感謝ですね。
お昼に待ち合わせをし、サーデグさんが借りてくれた車で向かったのは
テヘランの北の街、タジリッシュ。
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広大な敷地に博物館や庭園があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1699682415899-GLkGlYspyg.jpg?width=1200)
バザールはどこへ行っても活気があって本当に楽しい!
![](https://assets.st-note.com/img/1699756967072-1NvPPUoZ3k.jpg?width=1200)
焼きトマト今まで肉と別々に食べてた…焼きトマト絶賛ハマり中です。
![](https://assets.st-note.com/img/1699682803454-vQBdhgGIKA.jpg?width=1200)
そして昼食の支払いの時に気づきました。
「なんだかお金の減りが早い…」
日本の知人がたまたまイランリアル(イランの通貨)を持っていたため、
ありがたいことに日本で両替できました。
5万円ほど両替し、イランの物価を考えると十分すぎるほどの金額のはずでした。
余裕がある分、この旅で出会う予定のアーティストさんから、
サンプルとして何か買い付けしようとしていたぐらいです。
しかし、昼食を終えた時点ですでに3分の1ほどお金を使っていて…
「博物館と昼食で1万5千円!?」そんなはずがないのです!
もちろん日本の知人もサーデグさんも、
絶対に悪いことはしてないのです。これは確実に!
ではなぜ?この謎は数日後にわかるのですが…
またどこかの記事に書きます。
この事件が、旅をさらに面白くさせてくれました。本当に!
ちなみにイランは経済制裁の影響で、
VisaやMasterなどのクレジットカードは一切使用できません。
つまり、現金しか使えないのです。現金がなくなる=詰むのです。。
そんな、内心ハラハラしながらも、サーデグさんとの観光は続きます。
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よくタジリッシュのバザールとセットで紹介されている記事を見てました。
山とのコンビネーションも素敵なモスク。
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高さは435mで、世界で6番目に高い電波塔(のはず!)
![](https://assets.st-note.com/img/1699711439506-0cvpVPhMsP.jpg?width=1200)
本当に美味しい…美味しすぎる!
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周りの公園にはパフォーマーもいて、イランは夜もにぎわってます!
そして圧巻だったのはダルバンドヴァレイ。
最初夜暗くて気づかなかったのですが、
車から降りると、いつの間にか岩山にバーっと囲間れていて、
その間に作られた道を登って行きました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1699711939343-wIc7ZpAQSD.jpg?width=1200)
ここは絶対もう一度行きたい…
そして深夜0時前にホテルへ戻ってきて、1日目の観光終了です。
テヘランの中心部から離れての観光。
サーデグさんがいなければ、こんな経験できなかったです。
心から感謝しています。
ただ後悔することも多かったです。理由は
・ペルシャ語を勉強してくるべきだった、サーデグさんと会話したかったから。
・想定外でお金の心配が発生し、サーデグさんの提案をたくさん断ってしまった。
・やっぱり体は少し疲れていたみたい
後悔は全てサーデグさんに対してですね。
だって、彼は本当に優しかった。
彼の本職はカメラマンで、僕を被写体にたくさんの写真を撮影してくれました。
多分お金の問題に気付いたからか、途中から水すら僕に買わせませんでした。
翌日は、英語が話せる妹さんを呼んでくれることになりました。
これらはおそらく彼の優しさです。
前述したように、ふたりで会話はできません。
でも、優しさだけは伝わってくるんですよ。
「楽しませたい」っていう気持ちも。
これは言葉が通じない同士だったからこそ気づけた、
心でのコミュニケーション。
※すいません、柄にもないこと言って
でも本当に、何か言語にはない大切なものを学んだ気がします。
そしてこの後悔は次につながります。
また来年イランに行こうと思うので、
その時彼と話すために最低限のペルシャ語は覚えていくし、
次はお金のミスもないので、
次回こそはもっと色々なところへ行って、美味しいものを食べたいです。
といううことで少し真面目な話になってしまいましたが、
そんなこんなで1日目が終わりました。
2日目も…これまたたくさんの素敵なアーティストに出会いました。。
→次回へ続く
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この旅は、スープ系にお世話になったな。
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