誰もが老いを恐れる スフィト
文中に願うという意味でdesire wishの2つが出てくる。どちらも「希望」や「願望」を表す単語だが、実はニュアンスが違う。
「desire」は、衝動や義務感のような、欲しくてしかたないことに対して使う。また、非常に強い欲望や情熱を表す。
「wish」は、手に入れられる可能性が低かったり、不可能なことに対して使う。非現実的な願望や過去の出来事の変更を意味する。
つまり、ああ長生きしたいと心から強く思うけれど、一方で老いさらばえた姿になりたくないと非現実的な妄想に浸るってニュアンスになる。使い分けにはちゃんと意味があるってことだ。
これはガリバー旅行記に出てくるセリフだ。言い得て妙というか、真実を突いている。
最近、老後に関する本をよく読む。
まあ、なんとなく不安になるので。
和田秀樹先生の本などは、そういう不安をバッサリと切ってくれるので、中毒のように読んでいる。
60代、70代、80代でもまだ間に合う。気楽に生きればいい、好き勝手で構わないと言ってくれている。しかし、読んでいるだけではだめだよね。
ちなみに和田先生は、本の中にけっこう他の医学専門家の批判を書いている。嫉妬深いのかもしれない。これも若さを保つ秘訣だね、きっと。
ガリバー旅行記に戻ろう。300年前に書かれた本だが、このころから「自分だけはなんとか長生きし、若くいたい」と思っていたんだな。
不安のままいるよりも、それを口にだしたり、書いたりアウトプットする。
何を怖がっているのかを見つめて、何か始めたいものだ。
このマガジンでも老いをテーマにした言葉を探して掲載していきます。英語で読んで、頭を活性化していただけると幸いです。
写真はここから
https://www.coolnsmart.com/quote-every-man-desires-to-live-long-but-24386/
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!