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投資の失敗事例

昨日はある大学の交流セミナーにお誘いいただき、参加してきました。

そこで、その大学の卒業生であり、起業家で沢山の投資実績もある方が講師として「起業のススメ」というテーマでお話をされていました。

その中で私が一番印象に残っていることは「投資の失敗事例を教えて下さい」という質問に対して、「失敗事例は投資しなかったこと」と回答していたことでした。

講師の方は結果的にその会社は上場して、その後顧問などはしたそうですが、投資をしなかった理由について具体的なエピソードを交えてお話しされていました。

飲食業界においても今後益々、投資の機会は増えていくでしょう。

手元資金が潤沢ではない飲食経営者の場合は、1つの投資案件の失敗が命取りになるケースも多いでしょう。

飲食店における最もわかりやすい投資は「新規出店」です。

今の規模で十分な利益が出ていたり、今の規模の経営に十分満足しているのであれば、無理して投資する必要はないかもしれません。

しかし、投資しなかった後悔ということもあるのです。

また、「現状維持は退化」という言葉もあります。

今の規模のまま進化を続けていくという選択肢ももちろんあるでしょうが、やはり「新規出店」の投資はし続けたいものです。

それは「投資しなかったこと」で後悔はしたくないという思いからです。

そのような意味では、投資家による他社への投資も飲食店経営者の自社投資も本質的な部分は同じなのかもしれません。

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