クリスマス

１２月はお客様にとっては特別な月です。

お子様にとってもサンタさんからプレゼントがもらえる月です。

ほとんどの人が気分が高揚します。

音楽もクリスマスソングに変わります。

街もクリスマスイルミネーションで埋め尽くされます。

なんだか楽しい気持ちになります。

そのような中、イタリアンレストランはとても重要な役割を担います。

お客様の幸せな気分をより一層高めてあげられるような役割です。

恋人同士だったり、夫婦だったり、家族だったり、友人同士だったり一人だったりと、その組み合わせは様々ですが、いずれにせよ、お客様は普段とは違う気持ちになるのです。

無意識の内に気分が高揚しているのです。

クリスマスシーズンに特別な思い出を作る人も少なくありません。

クリスマスには特に沢山の幸せが生まれているのです。

私が飲食店経営を長く続けている理由の一つにクリスマスで見た光景があります。

創業して初めての年のクリスマスで、自店（イタリアンバジル）の席がお客様で満席になったのです。

それまでも満席になったことは何度もありますが、その時の満席はそれまでとは違っていたのです。

男女二人のお客様がほとんどだったのですが、それぞれが自分達の世界に入って、それぞれの世界で幸せそうに食事をしていたのです。

それぞれのお客様は全く周りを気にすることなく、自分達の世界に入っていたのです。

それぞれのお客様の幸せそうな雰囲気が一体となってお店全体で特別な空間を作っているように感じられたのです。

「お客様は皆それぞれ本当に幸せそうで楽しそうだな」

「こんな素晴らしい空間を自分達は作っているんだ」

と感動したものです。

なかなか思うようにいかずに、飲食店の経営に悩んでいた時期でもあったのですが、この日をきっかけに、「こんな素晴らしい仕事は他にない」「これを一生の仕事にしていきたい」と決意を新たにしたのです。

そんなことを感じられるのが１２月のクリスマスシーズンです。

もちろんクリスマス以外でもそういった場面は多々あります。

それでもやはり、お客様にとってはクリスマスは特別なのです。

そしてもちろん我々にとっても。

今年のクリスマスシーズンも残りわずかとなりました。

お客様の幸せを演出する特別なサービスを提供していきたいと思っています。