意見を求められた際の注意点
今日は某銀行の新規事業関連の部署の方とお会いしてきました。
そこでは現在、新しいサービスを検討していてそのサービス内容についてご意見を伺いたいとのことで色々と意見をお伝えしてきました。
このように意見を求められるということはありがたいし嬉しいものです。
取引先としてもお客様としてもスタッフメンバーとしてもお世話になっている会社様であり、日頃の恩返しが出来る良い機会と捉えることも出来ます。
検討しているサービス内容について、飲食店の経営という観点で様々な意見を伝えさせていただきました。
このような場合に注意しなければいけないのは飲食店と言っても様々な業態があり、規模も様々なので自店にとっての正解が他の飲食店にとっての正解になるとは限らないということです。
業態が異なれば仕入れる食材が異なりますし、調理、接客方法も異なります。
仕入れる食材が異なるということは仕入れ先も異なり仕入れ先が異なれば取引のルールも異なると言うことです。
また1店舗での経営と数店舗の経営と100店舗の経営ではマネジメントや組織形態も異なります。
あくまでも自身の業態、経営規模においてはどうなのかと言う視点でお伝えさせていただき、この意見が異なる業態、異なる経営規模であったらどうだろうかと考える必要もあります。
その点も踏まえて意見をさせていただき、実際にはそういったところも含めて幅広く意見を聞いた方が良いことは言うまでもありませんが、せっかくの機会なので、他業態や他規模の方々が気がついていないニーズはあるだろうかと知恵を絞ってみるのも面白いものです。
単純に自社(自店)のケースに当てはめて、そのサービスにおけるメリットやデメリットを考えて意見することも大事ですが、その他の視点も用いて思考した上で幅広く意見してみては如何でしょうか。
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