お酒が飲めなくなったことでこれまでの価値を再確認できる
今回の緊急事態宣言により、全国の主要都市において外食時に全ての時間帯においてお酒が一切飲めなくなりました。
これはこれまでの過去2回の緊急事態宣言とは異なる対応であり、初めての対応です。
仕事終わりの外での一杯や休日の外食飲みが人生の楽しみの一つであった人も多いのではないでしょうか。
私の知人やお客様にも「お酒を飲むことが人生の楽しみの一つ」「お酒さえあれば幸せ」と言っている人もいました。
そういった人達はもちろん自宅でもお酒も飲むでしょうが、外食での飲酒も多いようでした。(これはあくまで私の主観ですが)
「気心の知れた友人や職場の仲間と美味しいお酒を飲む」ということだけが、人生の楽しみの一つだったという人もいるでしょう。
夫婦でお酒好きであれば、「夫婦で外食して美味しいお酒を飲む」ということが楽しみの一つということもあるでしょう。
ゴルフや山登り等の趣味がある人は今回の措置(外食禁酒)はあまり影響ない、我慢すれば良いだけという意見もあるでしょうが、そうでない人もいます。
外食でのお酒に対する価値観は人それぞれです。
その為今回の措置に関しては様々な意見があるでしょう。
しかし一部の人には大きな影響をもたらしているということは事実です。
お客様にとっては
・外食とは自分にとって何か?
・外食においてお酒を飲むこととは?
・それが自分の人生にとってどれほどの価値があるのか?
・そもそも自分にとっての外食の必要性は?
といったようなことを考える良い機会になったのではないでしょうか。
一方で飲食店にとっては、
・お酒を飲むお客様とは?
・お酒を飲まないお客様とは?
・お酒が提供できないことで経営にどれほどの影響があるのか?
・お酒を提供できた時短営業とお酒を提供できない時短営業での違いは?
等を考えたり理解する良い機会になったのではないでしょうか。
今回の緊急事態宣言によりお客様は飲食店の価値を、飲食店はお客様の価値を再認識できる良い機会になることを願っています。
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