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定年後に飲食投資②

3月1日の投稿で定年後に飲食投資する方法や考え方について簡単に記載しましたが、ここではそのメリットについて記載していきます。

定年して引退すると基本的には会社との関わりがなくなりますので、これまでの人間関係を継続したいと思っていても、そのきっかけはなかなか少なくなってしまいます。

ゴルフに行ったりたまに会って一緒に飲んだり年に1回あるかないかのOB会のような集まりに出席することもあります。

この際にはだいたいは飲食が伴います。

人とビジネス以外で会う場合はだいたい飲食が伴うことが多いということです。

それだけ飲食は久々の出会いや交流というものに欠かせない存在となっているのです。

その会場に選んでもらうということを言いたいのではなく、飲食店を経営していると年に数回だったそのきっかけが毎日になるということです。

知人の方もお店があるならちょっと顔出そうかなとか、近くに来たついでに寄ってみようとか、遠くに住んでいる方であれば出張の際に顔出してみようとなります。

「場」を持つことでとにかく交流の機会が一気に増えます。

これは定年後にはとても嬉しいことです。

私も会社員を辞めて起業した時はこれまでのつながりを絶たれたような不安を抱きましたが、お店があることでそれも杞憂に終わりました。

ありがたいことに退職して10年以上たった今でも、過去にお世話になった沢山の方々が気にかけてお店に足を運んで下さっています。

もちろん、私が飲食業ではなく、他の業界で起業していた場合でも気にかけて下さったり、応援して下さったりしていただいていたかと思いますが、やはり飲食店という場があることによりその密度は高くなったのではないかと思っています。

また定年退職後に新たに発生する人間関係も、飲食店を経営していることで継続しやすくなります。

打合せや会食の場に自身の経営するお店を設定することが出来るからです。

どこかで名刺交換した人でも、お店があれば気軽に顔を出したり立ち寄ることも出来ます。

このように定年後に飲食店を経営するメリットは、これまでの人間関係の継続を支援するだけでなくプライベートで新たに構築される人間関係の継続を支援する両面にあると思います。

また、飲食店を経営することでその経営に関わる人間関係(スタッフ、取引先、お客様等)も非常にやりがいがあり楽しいものです。

まさに第二の(もしくは第三の)充実した人生がスタート出来るのではないでしょうか。

このように、あくまで経営がうまくいくことが前提となりますが定年後に飲食経営(飲食投資)を行うことのメリットは大きいのではないでしょうか。

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