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11年目スタート

3店舗目となる「イタリアンバジル薬院店」が正式オープンしたのが2012年1月(プレオープンはその前月)なので今年の1月で丁度11年目に入ったことになります。

ありがたいことに、飲食店として同じ場所で10年間営業することが出来ました。

この場所は居抜き物件で、経営が良く変わる場所でした。

イタリアンバジルの前は焼き鳥屋さん。

5年間続いたそうで、その期間がこれまでの最長だったそうです。

その前にはもつ鍋屋さんや鶏料理のお店も入っていました。

この物件は不動産会社の自社ビルの1階店舗であり、2階にその不動産屋さんの本社が入っています。

その不動産会社さん(大家さん)からの情報です。

10年間の間でもちろん厳しい年もありました。

モーニング営業をしてみたり、ランチからの通し営業をしてみたり、朝まで営業をしてみたり、近隣飲食店への野菜の配達をしてみたりと試行錯誤の連続でしたが、少しづつですが毎年レベルアップしていき、結果的に最後の10年目が一番良い結果を残すことが出来ました。

最後の年に1番良い結果を残すことができた1番の要因はメンバーの力です。

2009年と2012年に採用したメンバーがずっと残ってお店を支えてくれたのです。

そして2018年には今年5年目となる1号店の時のメンバーが加わりました。

更には2020年には今では社員として活躍してくれているメンバーがアルバイトで加わりました。

それ以外にも2021年に加入したメンバーも頑張ってくれています。

現時点では総勢13名です。

ベテランメンバーが残ってくれていることは自分自身の原動力にもなりました。

メンバーの成長に比例してお店が良くなっていった気がしています。

つくづく飲食店経営は「人」次第だと痛感しています。

もちろん、業態によってはほとんどセルフ化して「仕組み」次第というお店もあるでしょう。

しかし、イタリアンバジルはお客様に料理だけを提供するのではなく、素敵な空間や幸せな時間も提供するカジュアルイタリアン業態です。

これにはやはり「人」の力が大きなウエイトを占めます。

私はやはり、そんな「人」の力が大きなウエイトを占める業態が好きなのです。

仕組み化及びDX化は今後も積極的に推進していきたいと思っていますが、それはあくまでも主役である「人」が能力を発揮しやすくする為のものだと思っています。

「人」には「人」にしか出来ない仕事を。

そこに集中できる環境を構築する為に仕組み化及びDX化を。

そんな気持ちを持ち続けていければと思っています。

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