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終わらない物語を書きたい。

現実には必ず「終わり」があって、あれだけ「まだまだ先だな…」と思っていた「吟遊詩人の回顧録」も終演から 1週間が経とうとしています。

以前何かにも書きましたが、私は「物語の終わり」が苦手です。
大好きな作品が終わってしまった時の喪失感と言ったら…しばらくは他の何も手につかなくなるくらい、ファンにとって寂しいことですよね。アーティストの引退や卒業も同じく。

だからこそ自分が創作をする側に回る日が来たら、ステージに立つ側に回る日が来たら、「終わり」を見せないアーティストになりたいとずっと思っていました。

始まりの話


元々は、私の思いつきから生まれた物語です。

12曲/12曲の合計24曲で1つの作品になる…というアルバムを作ろう!と最初に考えたのが、2022年7月のこと。
これは私が音大生だった頃からショパンが大好きで、ショパンの「前奏曲(Prelude)」が24曲で1作品だったためですね。なぞらえた作品を作りたかったんです。
全曲調性(曲のキー)が異なっていて、2集各12曲で 1つになる。でもそんなこと言われるまで絶対誰も気づきませんから、これは単なる私のこだわりで意地です。
(クラシック聴くのが好きな方は、ショパンの前奏曲集と私の24曲を聴き比べてみてください。全曲、ショパンと同じ調性になってるはずです)

物語は後付け。正式にプロットを組み始めたのは、アルバム制作も佳境に入った10月末頃のことです。
その時点で声をかけていたのが、瑠華ちゃん、うららちゃん、樹里さん、Luciaちゃんの4人。それぞれをイメージしたキャラクターを作って、曲に対応させたら面白いかなあ…って、そのくらいの気持ちで。

その後みょみょちゃんにお声がけをして、キャラクター全員の設定をざっくり決めて…ようやく物語の筋に着手しました。この時点で11月末です。

「え?アルバム発売されたのって12月だよね?」と思ったそこのあなた。
そうですよ!前編の清書は、11月末に書き始めて12月7日に入稿しました。
実質10日間でできた物語です。

そしてリリースした1st Full Album「吟遊詩人の置き手紙」。
この作品は私の予想を遥かに超えて多くの方に届き、X上で沢山感想やメッセージなどを頂いて…とても嬉しかったのを覚えています。

小説って、自分の内側を全部さらけ出す…みたいなことじゃないですか。
私がどのように物を見て、考えて、表すのか…それが全部バレてしまう。皆さんからの感想メッセージを見るまで、とても怖かったです。

予想外に嬉しい反響を頂き、またアルバム参加メンバーの殆どに「声の演技が得意」という共通項を見つけた私は、次に「朗読劇×ライブイベントをやりたい!」と思いつきます。
これは、アルバムリリース後2023年1月初めの頃…だったかなぁ。

それまで表に「酔シグレ」として姿を見せたことが無かったので、開催するかどうかは本当に迷いましたが…参加メンバー全員が快く出演をOKしてくれたこと、素敵な会場(Hall Mixa)と出逢えたこと、何より私自身ミュージカルや音楽イベントがとても好きだったことから、「吟遊詩人の追想録」の開催を決意しました。

初主催だったのもあり、至らない点も多くありましたが…無事成功させることが出来、アルバムリリース時より更に大きな反響を頂いて…。2023年5月21日は私にとって忘れられない日になりました。
みょんちゃんに初めて会えたのも嬉しかったし(みょんちゃんは追想録が初リアルライブでした!)、うららちゃんやルシアちゃんなど、今まで画面越しにしか作品を作れなかった人たちと一緒にステージに立てたのも新鮮で楽しかったですね…!

※こちらは1年前のイベント記事!酔シグレ発足の経緯や、前編メンバーに声をかけた時の話などを綴っています…。全体公開無料記事なのでこちらも良ければ読んでみてね!

あ!そうだ…!
「吟遊詩人の追想録」はアンコール配信があるんですよ…!
2024/5/26(日)の14:00から、期間限定2週間です!
私もこの間久しぶりに見返して、懐かしさに浸っていました…。


「尺」の都合上


自分が書き手に回ってから、この「尺」というものに凄く悩まされました。
後編を書き始めてからもそうですが、何事にも丁度いい「尺」というのがあるじゃないですか。

前編が6万文字だったのに、後編が15万文字…では「尺」のバランスがよろしくない。前編をかなりセーブして読みやすいように文字数少なめで書いたことによって、後編もあまり長い尺では書けなくなり…。
結局後編は大幅にシーンをカットして、尺の辻褄を合わせることになりました。

あくまでもメインは「音楽」。
物語は付随…というスタンスだったので、物語が音楽の妨げになるのは避けたかったのです。
活字が苦手…と言う方も読みやすいよう、でも内容が薄っぺらくならないよう考慮して。そのバランスを取りながら、何とか後編を書き上げました。

この「尺」にもっと悩まされたのは、今回の台本を書く時です。
正直イベントを「前・中・後」に分けてもいい程度に後半は内容が濃いので…それをどうにか、曲含めて2時間に収めるのが至難の業でした。
どうしても入れたいシーンを初めに抜粋し、その断片を違和感なく繋ぐために間にナレーションやモノローグで埋める…。パズルみたいな作業でした。
小説を読んだ上でイベントを観る方と、そもそも初見の方がいらっしゃるので…その両方に楽しんでもらえて、理解してもらえる…というバランスも難しかったですね。

シーン8 時雨と詠が二人で島へ旅する(リハーサル写真)

私は元々文章が回りくどい人間なので、朗読の練習の時に、皆に意見を聞いたりして。「この一言足したらいいんじゃないかな?」とか「ここ無くても伝わると思う!」とか。皆積極的に意見をくれるメンバーだったので、とても助かりました。

あとはイラストで補う…というのも、今回から取り入れてみた手段です。前編の時は「スチル」のイラストは入れていませんでしたが…状況が複雑な場面は、どうしてもナレーションだけだと伝わりにくいので…。絵が1枚あるだけで、視覚情報として一気にそのシーンを鮮明に、簡潔に伝えることが出来る。
絵師さんって本当にすごいよなあ…と思います。

シーン8 スチルイラスト使用シーン(リハーサル時)

小説版とは展開が異なっていたり、追加されたシーンがあったこと…原作読んだ方お気づきになったでしょうか?
「朗読劇」にするために改稿した箇所もありますが、実は別の理由で書き換えた箇所もいくつかあります…。それはまだ語れないのですがいずれ…!

「人の運がいい」だけの私


本当にこれ。
活動を始めてからずっと、私は本当に人の縁に恵まれているなあ…と思い続けています。今回イベントで特にそれをひしひしと感じました。
出演メンバーも、裏方のスタッフも。皆私が声をかけさせて頂いた面々は、信頼できる素敵な人たちばかりです。
全員に原稿用紙3枚分くらいのメッセージを送り付けたい気持ち山々ですが、小説みたいな長さになってしまうので…。今日はこの場を借りて、皆への気持ちをちょっとずつ(500字以内!!)綴らせて頂きたいと思います。


瑠華ちゃん

第2部ライブパート「あまりある残像」歌唱シーン

主人公という大役を前後編通して演じ切ってくれた瑠華ちゃん。
演技未経験で、前編練習会の時は「自分だけヤバイ…どうしよう…」と凄く焦ってたのも知ってるし、こんな重荷を背負わせてごめん…と何度も思っていました。
でも私はどうしても、瑠華ちゃんの歌声をもっと沢山の人に知ってほしかったの。何より、瑠華ちゃんに沢山曲を書きたかったの。

「回顧録」でも何度も自主練して稽古を付けてもらって、台詞回し不明な所は必ず聴きに来てくれて…「鷹森詠」という役を最後まで大切に演じ切ってくれてありがとう!
私の無茶ぶりにいつも笑顔で「いいよー!」って付き合って付き合ってくれて、「やれることは何でもやるからね!言ってね!」って言ってくれる瑠華姉ちゃんが大好きです。

これからも沢山、曲書かせてね!あとヨルシカの「昼鳶」「ノーチラス」フルカバー出してください!!私が永遠に聞きます!

樹里さん

第1部朗読劇パート 「Troubadour」歌唱シーン

天使!優しくて素敵な、私の憧れのお姉さん。
藍珠さんはじゅりおさんの「天使成分強め」で、セツナはじゅりおさんの「黙ってついてこい!関西姉貴!成分強め」にしてみました。シリーズ唯一の一人二役で、サラッとこなしてくれた…ように見せかけて、実は沢山練習して役と向き合ってくれたこと、勿論知っています。

演劇経験者の樹里さんが引っ張ってくれたおかげで、練習会でも皆意見が言いやすくなりました。主催でありながら私は、演技面で皆を引っ張ることはできないので…樹里さんが居てくれて本当に心強かったです。
いつも私のことをお母さんのように、お姉さんのように見守ってくれる樹里さん。これからも沢山のキャラクターをあなたに書きたいです。何よりお人柄が素敵すぎるので、また何度でも樹里さんと一緒に作品を作りたい!と思わせてくれます。

これからも沢山私の相談に乗ってください…!!一緒に作品を作らせてください…!じゅりお姉さん大好きです!

うららちゃん

第2部ライブパート「Desire Designer」歌唱シーン

この1年で1番環境も大きく変わって、正直な所「もしかしたら後編イベントに出演してもらうのは立場的に難しいのかも…」と思っていました。だから、うららちゃん自身が「ぜひ出たい!」と言ってくれて、出演出来ることになった時本当に嬉しかった。
「甘也ルナ」というキャラクターは、うららちゃんじゃなきゃダメなので…。またうららちゃんのルナが見られて、フルパワーの「Desire Designer」が聴けて作者として幸せでした。

自身がどれだけ大きくなっても、謙虚で役を大切にしてくれて、作品を良くするためにいつも沢山意見を出してくれるうららちゃんを、本当に凄いなあ…素敵だな…と思っています。
自分の出番が無い練習会の時も、必ずミュートで参加してくれて。
あと!!歌が本当に!!上手い!!前々から歌がつよつよなのは知っていたけど、リハや本番を聴いてて本当にうららちゃんの歌声は周りにパワーをくれる最強歌声だなあ…としみじみ感じました。

今度はカッコいい曲やバラード曲ももうららちゃんに書いてみたいな…。七色の歌声…。これからもまた、一緒に作品作っていけたら嬉しいです!!!いつもありがとう!!

Eyeちゃん

第1部朗読劇パート「雪華鏡-ゆきかがみ」歌唱シーン

イケメン…と思わず呟きたくなるEyeちゃん。
ディスコ練習会の度に「声がいい…」と言わずに居られない素敵ボイスの持ち主。演技経験も豊富なので、練習会・リハ・当日リハ…の間もずっと作品をより良くする意見を沢山くれました。
ライラの演技の落とし込みも、練習会のたびにアプローチを変えてくれて。Eyeちゃんからは学ぶことがとても多かったです。

一方で、前日リハの「葛根湯uberスライディング受け取り事件」や当日の「出前館間違えられ事件」などなど伝説を無限に生み出す天才でもあります。私は今回で初めてEyeちゃんのそういう面白い一面を知ったのでギャップに何度も風邪をひきそうになりましたが…。
ファンの皆(あいちゅーんずさん)を大切にしていて、周りもよく見てくれていて、ネタにも走れる面白さ、演技力・歌唱力、オシャレ姉御感を兼ね備えた唯一無二の人ですね…。知れば知るほど好きにならずにはいられない、魅力的なEyeちゃん!誘って本当に良かったです!

これからも一緒に色んな事にチャレンジしたいな!!あと今度ツッコミとネタツイをご教授お願いします!!らぶです!!!

みょみょちゃん

第1部朗読劇パート 「スターライトと星の海」歌唱シーン

わーんシルエットだけで可愛い…好き…優しくて声も人柄も全部全部素敵なみょんちゃん…私はわかみょ限界オタクなので…みょんちゃんへのメッセージはオタク感満載です…お許しを…。

「追想録」の時に初めて会ったけれど、みょんちゃんの担当キャラクターを大切にする姿勢も、色んな味が出せる歌声もとっても大好きです。みょんちゃんが演じてくれたから寧々ちゃんは私が書いた文章上よりも、ずっとずっと魅力溢れる、愛されるキャラになりました。
樹里さんと自主練習会をした!という話を聞いた時は本当にビックリしたのだけど、それだけ寧々ちゃんを大切にしてくれてるんだな…って作者として本当に嬉しかったです、ありがとう!

「インディファレント」ではカッコいいみょんちゃん、「スターライト」ではダウナーなみょんちゃんが聴きたくて書かせてもらったけど…まだまだ書きたい曲がいっぱいあるんだ…。これからもみょんちゃんが良ければ、また私に曲を書かせてくれたら嬉しいな…。

おさなみのわかみょはとうとみのわかみょ!!らぶ!!

わかばやしちゃん

第1部朗読劇パート 「哀色あいろにい」歌唱シーン

わかちゃん!ずっとずっとお誘いしたかった人。今回のイベントでやっと声をかけることができて、沢山お話しできました。実は2月にわかちゃんが初出演していた「響界メトロ」の朗読ライブにもお邪魔していたのですが、「え…生歌がうますぎる…声が良すぎる…こんな素敵な人に自作品参加してもらえる私幸運過ぎない…?」と、会えるのを本当に楽しみにしていたんです。

幼少期璃々ちゃんの声、皆さん聴きました!?可愛すぎませんか…?練習会、リハ、本番もずっと私は悶絶していました。しかも璃々ちゃんは登場シーン少なめなのに、話の展開としては超重要な役柄で…求められる演技も最高難易度の中、説得力のある最高の演技でしっかり物語を伝えてくれました。(きっと璃々ちゃんを演じるにあたって、すごく色々練ってくれたんだと思います…!ありがとう!)
「前編見た時からずっと参加したいと思ってた」と言ってくれたこと、本当に嬉しかった…!もっともっとわかちゃんの歌声に曲を作りたいし、璃々寧々の絡みを観たいし、わかちゃんのことを知りたいです…!

作者これからも頑張るので、ぜひまたわかみょにオファーさせてください…!あとフツーにもっとお喋りしよ~!!

結城碧(敬称略)

第1部朗読劇パート 「Nightmare」歌唱シーン

後編からの新規参入メンバーであり、シリーズ唯一男性キャストの碧君。
「追想録」を企画していた頃から、「後編で声をかけさせてね!」と前置きしていたのですが…碧君のキャラクターはとっても重要な立ち位置だったので、制作に一番苦労しました…。

役どころもセリフ回しも難しいキャラでしたが、碧君が一ミリも難しくなさそうにサラッとこなすので、段々私は「あ。碧君になら無茶ぶりしても大丈夫なんだ!」と色々無理なお願いをするようになり…。ごめんね…でも必ず期待以上のもので返してくれる碧君…とても信頼しています…ありがとう…

「もうちょっとこうして欲しい」とお願いした時、その場でスッと別案を披露してくれる声の演技力の高さ、どんな無理難題な高音曲を与えられてもちゃんと歌ってくれる歌唱力、改めて碧君を誘って本当に良かったなあと思っています。個人的に「ヴァル」というキャラ気に入ってるので、これからも活躍させて碧君にもっとCV喋ってもらお…と密かに企んでいます。

これからも沢山無茶ぶりして振り回すかもしれませんが…宜しくお願いします…。いつもありがとう!!

Luciaちゃん

第1部朗読劇パート 「ロスト・シルフィード」歌唱シーン

るーちゃん!るーちゃんには今回、製作面でも大変お世話になりました…。るーちゃんはいつでも、「こうした方がもっと良くなる!」と思った時に必ず声に出して伝えてくれるので、作品制作においてとても信頼しています。

後編のノワールちゃんは、前編と違って感情の起伏が激しく、辛いシーンも多くて…決してるーちゃんに試練を与えるつもりで書いたわけではなかったのですが奇しくも「泣かずに歌い切れるか試練」になってしまったみたい…。
いつでもノワールとしてそこに在り、キャラクターの感情になって台詞を紡いで、見ている人の心を揺さぶる歌を歌える…「Lucia」というアーティストと一緒に作品作りが出来ること、いつも幸運だな、ありがたいなと思っています。

Lyoliteのvocalとしてるーちゃんにこれからも沢山曲を書けることが嬉しい。
一緒に議論しながら作品を作っていけることが嬉しい。
これからも、色んな「Lucia」を近くで見守って応援して、一緒に沢山の経験を積んでいけたら嬉しいです!!いつもありがとう!!るーちゃんらぶ!!

星彩ちゃん

打ち上げにて

出演者ではありませんが、この吟遊詩人シリーズを制作するにあたり影の立役者だったのが、Lyoliteの絵師担当でもある星ちゃん。
前後編合わせて20枚近い背景イラストを描き、イベント開催ギリギリまで調整してくれ、当日も色々と裏方周りを手伝ってくれました。

更に私がうららちゃんへの「メジャーデビュー1周年おめでとうサプライズ」として、イラスト色紙を描いて欲しい…とお願いしたのですが…。
なんと!出演メンバーから主催の私へのサプライズとして同時期に色紙製作依頼を受けていたそう…。
こんな素敵なサプライズをされたのは人生初だったので、本当に忘れられない日になりました。
星ちゃん、皆ありがとう!!

サプライズでもらった色紙の表紙


クリエイターさんたち

第1部ライブパート 終曲「Paradis」歌唱シーン

これは本当にもう頭が上がりません…。今回第1部朗読劇パートの最後に、エンドロールで関わってくださったすべてのクリエイターさんたちのお名前を記載させて頂きましたが…。
楽器隊の皆さん、Mix師の皆さん、絵師様、動画師様…私には無い素晴らしい技術を持ったクリエイターさんたちのお陰で、私は作品を世に出せています。

今回当日ご都合の合う方は可能な限り招待させて頂いたのですが…終演後私の段取りの悪さで、ご挨拶できなかった方も少しいらっしゃって…申し訳ない限りです…。出来ることなら全クリエイターさんたちに、手土産と長文の愛が重めなお手紙を押し付けて地面にひれ伏してお礼を述べたいです…。
次にもしイベントを主催する機会があったら、全員にきちんとご挨拶が出来るようちゃんと段取りを組もうと心に決めました。

忙しい中会場に足を運んでくださった関係者様、配信で見守ってくれた関係者様、本当にありがとうございました…!!

スタッフの皆さん

当日会場物販の陳列コーナー

今回表回りのスタッフさんは全て、私のお友達でした。
受付・物販・花束プレゼント係を任せた6人はそれぞれ、音大時代の友達、オペラ研修で一緒の友達3人、前にバイトしていたカフェのバイトリーダーの先輩、小学校からの幼馴染…でした。

裏方責任者を任せたのは、同じタイミングで上京して音響を専門に勉強し、都内の大きなホールでずっとホール管理等の仕事をしていた幼馴染。

スクリーン操作、音響のキュー出しを任せたのは私が信じられないくらい可愛がっている実妹と、酔シグレ初代相棒のHちゃんでした。

私は基本何事も自分でやっちゃおう!と一人で進めてしまう人間なのですが…イベントの時はそうもいきませんから、今回は私が信頼できる、最強の友人たちに全てを任せました。イベントが成功したのはひとえに、この人たちのお陰です。私は本当に何もしていません。

会場付きの照明・音響・映像の技術スタッフさんたちも本当に優しい方ばかりで…個人主催故、前日リハ等できず当日に沢山変更やお願いごとをさせて頂いたのですが…臨機応変に対応してくださって「プロって凄いな…」と実感しました。昨年のHall Mixa並びに今年のTheater Mixaどちらも、会場の方々の人柄が素晴らしいです。
何度でもまた、「ここでやりたい!」と思える会場でした。

イベントを作り上げてくれた全ての皆様に、心からの感謝を述べたいです。

見守ってくれたすべての皆様!

愛溢れるフラスタ&楽屋花

スタッフを任せた皆が「本当にいいお客さんばかりだった…皆いい人だった…」と、終演後会って開口一番に話してくれました。

段取りなども私が全部決めている為、行き届かないところや不便をかけてしまうところも、どうしてもあったと思うんです…。物販の在庫が足りなかった、長蛇の列が出来てしまった、動線が分かりにくかった…などなど。
それでも文句一つ言わず、皆さんニコニコで待っていてくれたと。スタッフにも優しく丁寧に接してくれたとお聞きして…本当に嬉しかったです。

終演後も沢山#吟遊詩人のメモワール のタグで感想など呟いてくださってて…今私、300ポスト目まで追ったのですが、まだ当日夜の方の感想なんですよね…もう一週間たつのに…まだまだ無くならないタグに嬉しい悲鳴を上げています。

演者は皆さんからの声が原動力ですから、ぜひこれからも沢山!!大きな声で応援してくれたら、私たちとっても喜びます。

この日の為に予定をあけ、服を選んだりペンライトを買ったりして準備をして、長い時間並んで待って、足を運んでくれた全ての皆様。
画面の向こう側で沢山応援してくれた、配信視聴の皆様。
本当にありがとうございました!!


今後の話

第1部朗読劇パート 「廻航」歌唱シーン

吟遊詩人シリーズは物語として一区切りしましたが…冒頭の話通り、私は「終わらない物語」を書きたいのです。
作者が筆を置かない限り物語は永遠に続く…というのが一次創作の良さですから。

◉2024年夏「吟遊詩人シリーズ」カフェコラボ実施
◉スピンオフEP製作

この他にもまだまだ、物語×音楽の世界を展開していけるよう今いろいろ画策しています…その内皆さんに素敵なお知らせが出来そうな兆しもあります…。

これからも、吟遊詩人シリーズ並びに出演者9名のことを応援し続けてもらえたら嬉しいです!!早くから応援していてよかった、と皆様に思ってもらえるよう主催・作者として頑張ります!

では最後に…!!今一度告知まとめを…。

◉5/19(日)22:00 吟遊詩人シリーズテーマソング
「Record of life」(Official video)
プレミア公開

◉5/19(日)23:59 終了!
吟遊詩人シリーズ×ウェブポン

◉5/21(火)  Lyolite-「Ondine」MVプレミア公開

◉5/26(日)  14:00〜
1st full album Release Event 「吟遊詩人の追想録」
アンコール配信

これからも皆様に素敵な旅をお届けできるように、
私も歩み続けます…!! 
最後まで読んでくださったみなさま、ありがとうございました!

酔シグレ/香音(KANON)

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