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京都ライター塾 講義レポート②

江角悠子さん(えずさん)主宰の京都ライター塾(10期生)に入りました。
未経験でライターをはじめてもうすぐ2年。まだ成長中ですが書く仕事をしている私が、2回目の講義で学んだこと、感じたことをまとめています。


最初は講義レポートを書いて感じたこと

同じ講義を受けているのに、感じ方はぜんぜん違う。
私もみなさんのレポートを読んだが、
「あーそういえば、そんなこと言ってた」
「なるほど、そういう風に思うんだ」
と発見がたくさん。
自分も参加しているから、余計に面白い。
レポートは着眼点が人それぞれで、すべてが正解のように感じた。

えずさんは、レポートを書くコツについて、
「教わったことをそのまま議事録のように書き綴るのではなく、自分が感じたこと、その場の雰囲気(ライブ感)が伝わる内容がいい」と言う。
あとは「誰が発言したのか、明確にすることも大切だ」と。
レポートの書き方については、まだまだ改善が必要だがありのままに書いていきます。

今回のテーマは「インタビュー原稿の書き方」

インタビュー原稿を書く手順は大きくわけて次の4つ。

  1. インタビューする

  2. 原稿を書くための準備をする

  3. 書く

  4. 推敲する

詳しい講義は別途あるようなので、今回は準備すべきこと、理想の原稿を書くコツを中心にした講義だ。

メディアごとに原稿の型がある

「原稿を書くとき、メディアの過去記事がお手本となる。普段から似たようなジャンルの記事を読んでおくことが大切」とえずさんは言う。

ここであるWeb記事が画面に共有される。
えずさんが過去に書いたホテルの紹介記事だ。
「この記事を見て感じたことを教えてください」
それぞれ感じたことを発表する。
私は全体の構成と、記事の流れについて回答した。

これは原稿の特徴を見つけて型を把握するためのワーク。理想となる原稿を見つけたら、分解してみる。文体・ターゲット・流れなど記事を抽象的に見て、Webメディアの特徴をつかむと、原稿が書きやすくなるそう。

私はSEO記事でも同じだと思った。以前とあるテストライティングに応募したとき、過去記事を徹底的に分析して、構成も親しみある文体も真似して提出したらすぐに合格できた。就職活動の企業研究みたいで面白い(懐かしい)。今後も教えてもらったコツを活かして原稿を分解してみよう。

雑誌の原稿も同じ。締めは特に大事

次は雑誌のお店紹介の原稿。短い文章ながら、お店の特徴や魅力が伝わる記事だ。限られた文字数で伝えたいことを言語化している。えずさんスゴイ、プロのライターさんはレベルが違うと素直に感じた。

「お店紹介では締めの言葉はとくに大事」とえずさんは言う。

確かに締めの文がないと、中途半端で物足りない。
でも上手い言葉がなかなか見つからないのが私の課題だ。えずさんが教えてくれた〆の言葉の例は本当にどれも素敵ですぐに活用できそうだ。
私もいろんな雑誌やWeb記事を見て、締めの文が頭にスッと浮かんでくるライターになりたい。

素材を集めたら構成を決める

「インタビューした内容のうち、どれを書いて、どれを書かないかを取捨選択する必要がある」ことは知っていた。
ブレないためには、記事のゴールから余計なものを省いていくのがコツだそう。えずさんは「ここにライターの個性が出る」と言う。

これを聞いたとき、自分の取捨選択が合っているのかなと思った。
実は数か月前より、取材データをもらって原稿を作成する仕事を受けているのだが、どこを省くべきか迷うことが多々ある。

でも今回の講義を受けて、ターゲット・流れ・ゴールを意識してみたら、以前よりも取捨選択にかかる時間が短くなったように感じる。霧がかかってなかなか前に進めなかったのに、急に視界が晴れてクリアになった感じ。
今回の講義を活かせば、上手に取捨選択して取材原稿が書けそうだ。

一気に書き終える&自分が書ける文字数を把握

1時間に何文字書けるか問題。
これはライターにとってすごく大事。自分が書ける文字数はだいたい把握している(あえて書かないけど)。
私は書くのが早いほうではないから、いつも余裕をもったスケジュールを立てている。このやり方は正解だったようだ。

そして、「途中で検索せず、とにかく最後まで一気に書ききる」とえずさん。あとで推敲するから多めに書いて削っていくのだと。

私はやっぱりそうかーと納得。でも一気に書ききれず止まってしまうこともしばしば。ここは今後意識していかなくては。

実践的な講義は楽しい

2回目の講義は盛りだくさん。書ききれなかったが実践的な内容が多く、ワークもとても勉強になった。えずさんの言葉を聞きながら、メモもたくさん取った。(あとで解読できるレベルのメモに成長した)

ライター歴が浅い私でも、知っている内容が少しだけある。講義をとおして自分がやってきたことが正しいかどうか、答え合わせができる瞬間がワクワクする。例え間違っていても、これから直していけばいい。間違えることを恐れず、講義を受けていきたい。

今回も有益すぎて頭がパンクするんじゃないかという内容だった。私も初心にかえって基本からしっかり学んでいこう。課題も頑張らなくちゃ。次回もよろしくお願いします!


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