22年お世話になりました、その2「まつ井」さんで一献
わたくしが好きなもの←my favorite thingsの曲調で、蕎麦、鮨、天ぷら。その蕎麦のいまふくさんに年末のご挨拶にうかがい、鮨の英さんとなったら、天ぷら「まつ井」さんにもうかがわねばなりません。
京都の移住し、色々開眼がありました。
えー、日本人の鮪好きはいかがなものかと長年思っており、お寿司屋さんにうかがっておまかせいただく際も「白身と鮪は苦手です」と言って目を見開かれてきました。しかし、京都に移住し、英さんにうかがって鮪の握り、鉄火巻を食べて目を見開き、そこから鮪好きになってしまいました。
それと同じく、20代から一切の揚げ物を嫌ってきました。杜氏の、、、一発変換でこれがでるのは致し方ない、もとい、当時のわたくしを知っている人からしたら、揚げ物食べるの?と驚愕するところですが、京都にきて「まつ井」さんの天ぷらをいただいた時に、ああ、天ぷらは揚げ物ではないとどなたかが言っていたのは本当なんだと思った次第であります。
兎にも角にも、年内最後のまつ井さん。天ぷら以外の肴の味付け、塩梅も本当に好みなんですよね~。
最初はすっきり系からと澤屋まつもとにしようと思ったのですが、冷えていなかったので蒼空にいたしました。とろんとした感じが湯葉とあわせてご機嫌。
頭が大好きな人なので頭も欲しいところなのですが、水分、味噌がでて油が汚れてしまうから揚げられないんですよね。くーっ。
さくっさくの足が美味しいのは言わずもがな。
懐紙を見ていただければわかると思い升が、全く油っこくないのです。油しみができない天ぷらを、ぜひ食べていただきたい。
きゅーっ!っと神蔵を呑みほしてしまい、写真撮り忘れ。。。
ジャバに、そちらの語録でよく見る&聞くベスト3を言われました。
「神の思し召し」
「がぷりよつ」
「こめつきばった」
。。。確かにね。ブログでこめつきばったと書くことはほぼありませんが、日々の生活では人は何があるか、何者かわからないと思っているので、ぶつかってしまったりしたら、ひたすらこめつきばったのようにぺこぺこする人です。なので、2日に1度くらいこめつきばったのようにと言います。あと、口癖としては「さりとて」と「そもそも論」をよく言ってしまうという自覚はあります。
そこはそれ。
ジューシーで美味しい~。舞茸とはまた違った美味しさがあります。
じゅわ、ぶしゅっと椎茸汁がでてきてたまりません。
さくっ、もち、ねっとりの蓮根たまりません。急速冷蔵された澤屋まつもとが瞬殺でありました。
白身魚に興味がないわたくしですが、さすがに美味しいです。
ざく、ふわ、、、至福でしかない穴子と、これ以上美味しいサツマイモ菓子ってあるの?と思わせられるまつ井さんの芋天。ブランデーやシナモンいれていないのに、芳醇、奥ふかい芳香がするんですよね。日本酒もちろん、ウイスキーもあう逸品です。
ここまで一度も紙を代えていないのに、この油染みのなさ、凄くないですか?圧倒的に美しい。
それでいて、雰囲気が親しみやすく、女性一人でも、若人でも入りやすい京都で貴重なお店です。
いや~、22年も口福ありがとうございました。23日は5日から営業だそうです。本年もよろしくお願いいたします。
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