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湘南改造家とその周辺

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湘南改造家とワタシをかたちづくったものごと 世界を眺める角度、建築あれこれなどの雑文です
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てすり屋のひとりごと、はじめます 

てすり屋からのごあいさつ noteご来訪の皆様はじめまして、合同会社 湘南改造家(しょうなん…

ココロに効く見守りカメラ 〜ねこ様と人間教育 ②

元子猫が見つかった。そして確保された。 読んでいただいている皆様、ご心配をおかけ致しまし…

教授の矜持、山本理顕 〜突撃、例の建築家の手すり ②

教授について まずは、「教授」について書く。 坂本龍一が、神宮外苑の開発に対して立ち止ま…

第一回 【K林製薬記念】 福祉用具ネーミングセンス杯

先日たまたま福祉用具デモに同席した際、「その名前、分かりやすいわね」という利用者さんの声…

原風景と、ロゴマーク

たぶん、中華圏ではいま最も有名な踏切を横目に、高校生の自分は学校までの、今ならそれこそ手…

莫微の名前 〜湘南改造家のネーミングヒストリー

「しょうなんかいぞうやです!」とお電話した先で、介護屋さん…ですか?と尋ね返されることが…

愛着の媒介としての手すり

建築家という種族は、えてして手すりのデザインに非常にこだわりがちである。業界歴が長くなると、手すりを見ただけで、これはあの人の設計だ、とかまで判るようになってくるらしい。 手すりの形は建築デザインにおける名刺代わり、シグネチャーになっているということだ。 ではなんでそこに拘るのか?と考えると、家具を除いて建物と人間が直に接触するポイントは、足の裏を除けば、非常に限られていることに気がつく。ひとつはドアノブ、もう一つは手すり、あとはスイッチやリモコンくらいか。 だがコロナ禍の

ねこ様と人間教育 〜待つことのトレーニング

ウチの猫が逃げた。 昨年秋、実妹が仕事場の倉庫の隙間に挟まっているところを救出した、キジ…

建築界の草野マサムネ、隈研吾 〜突撃!例の建築家の手すり ①

自ら血迷ったな、と思わなくもない。だがやるのだこの企画、面白そうだから。 手すりは建築家…

メイヤロフと鶴光師匠、ひとの成長の話

20代後半のころ、最初に勤めた設計事務所を辞めて地元で現場監督をやっていた頃の話。 そのこ…

床柱作法と手すり 〜木目と縁起のはなし

我が社が室内につける手すり棒は、触った時の温かみと見た目から、木の集成材の手すり、それも…