マガジンのカバー画像

身体に合わせた住環境整備、そのための理論

36
身体に合わせた住環境整備を考えるための理論について ケアマネさんやリフォーム関係、リハ職の皆さんにも
運営しているクリエイター

#手すり

二本の脚に矢印を重ねて  〜支持基底面と重心位置のはなし ①

介護福祉士養成校の授業で、この話だけはキチンとしなければ、といつも考えている内容が、これ…

だましだまし協力隊?! ~利用者さんのモチベを上げて、手すりを増やす口説き文句×…

手すりをつけることに対して、なんとなく嫌だな~と感じているご利用者さんも、たまにいる。杖…

「気をつけ」たら縛られてる?! 〜支持基底面と重心位置のはなし ②

支持基底面と重心位置の話、つづき。 「気をつけ!」という動作が、日本の教育界などにはある…

ダンス・ウィズ・ハンドレール 〜支持基底面と重心位置のはなし ③

続き物のはなし第三弾です。 高岡早紀という女優さんをご存知だろうか。 自分とほぼほぼ同世…

手すりが身体を操作する 〜支持基底面と重心位置のはなし ④

支持基底面と重心位置のシリーズ、 その4でひとまず完結編である。 先の話では、ダンスにおけ…

手すりは、手すりだけではない

つまり、手すりの役割は手すりだけが果たしているわけじゃない、ということである。手すり屋は…

とりあえずのL字?! 〜トイレ手すりの刷り込みとコストの話 (前編)

洋式トイレのL字手すりについて、である。 自分が講師をしている介護福祉士養成校で使っている教科書にも、トイレには決まってL字手すりがお勧め、とあるので、それを刷り込まれているリハ職、介護職の皆さんは多いと思う。 ケアマネジャーさんからの相見積の依頼でも、何気なくそう指定されてくることが多い。とりあえずビールならぬ、とりあえずのL字である。 また、TOT⚪︎さんなどユニバーサルデザイン関連の研究を怠らないメーカーさんでも、パブリックトイレの仕様として、壁側の手すりはL字が標

横使い上手になろう 〜トイレ手すりの刷り込みとコストの話 (後編)

前回の続き。前編、先ほどちょっと追記しました。 横手すりをトイレに導入するのもけっこうア…

第三の手すり ~ハンドレールとグラブバーと、あとひとつ

「手すりは大きく分けてハンドレールとグラブバー、その複合型に分類されます。ハンドレールは…

ゆるい床にはフタをしろ! 〜福祉用具の隠し技 ①

先日、床がミルフィーユになる話を書いたら意外に閲覧数が多く、皆さんこれに悩んでいるのだな…