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チャンスだと決めてしまう。

昨日は久しぶりの雨。だけど、様々な野鳥が気持ち良さげにさえずっている。

僕はあまり雨が好きでは無いのだけど、水が無駄に水流れていくのも何なので、こいつらを有効活用してやろうと、落ちてくる雨水で車を磨いた。

「うん、このまま新車として店に置かれててもおかしくない輝き」

いつもならジャマ者でしかない雨だけど、今日はなんか得をした気分だ。

チャンスだと決めてしまう。

さて、依然にして世界各地でコロナが猛威を奮っている。

先の見えない自粛要請が続き、僕たちは何を頼りに穏やかな日常を見出せばいいのだろうかと、不穏な日々だ。


特に僕は、小、中、高、大学とスポーツしてきたこともあり、これまで練習やトレーニングをこなしてきたにもかかわらず、場所を突然にして奪われたこのにより、思うように成績が伸ばせないでいる未来のある子供たちが、この状況でどのような心持ちでいるのかが気になっている。

これまで、時間をかけて辛いトレーニングに末、ようやく手に入れた筋力や体力。
それらがこの自粛中に無駄になってしまうのではないかと不安でいることだと思う。

正直いうと、「もし自分の立場だったら」なんて事は考えたくもない。

考えたくも無いのだが、大事なことだと思うから、心地一つ憑依して考えてみようと思う。

もしも僕がバリバリの現役アスリートで、そんな時に練習場使用禁止を言いわたされたなら…

まずは、できる限り体力を落とさないように努める。

走り、飛び、自重でもできるトレーニングメニューをYouTubeなどから取り入れ実行。
チューブとか、必要なものは買い揃えたり、とにかく体力を落とさないために、あらゆる手段を模索する。

どうだ?!

「いや、そんな内容をドヤ顔チックに語られても困る…」
と言ったところだと思う。

まぁ、
スポーツを真剣に取り組んでいる人であれば、ここまでは当たり前というのが正直なとことろ。

体力を落とさないてめの努力はするのは当然として、その先だ。

どんなに体力を落とさない努力をしても、これまで場所を確保し、時には仲間と協力して行っていた練習と比べて練習の質が落ちてしまうのは当然。そうすると体力が落ちてしまうことも必然。

であれば次に取るべき行動は何なのだろう。

僕なら一ど開き直る。

「もう無理!、落ちるに決まってるだろ、練習できないんだぞ??」

例えば、人は誰しも歳をり、どんなに努力して若さを保っても、いつか必ず限界がくる生き物だ。だけど、それを心配しても何も始まらない。逆に歳を取って得られるものはないだろうか?

年長者の精神的安定からなる貫禄?

じゃあその貫禄を使って何かできる事はないだろうか?

つまり、ここで言いたいのは、
置かれた状況がどんなに良くなくても、その被害を最小限に抑える努力は行い、どうにもならない事にについては、考えてもムダだから開き直る。

「逆に今だからこそできる事はないか?」を考えて行くことの方が遥かに大切だ。

自粛要請前になくて、今あるものは何だろう?

一つは時間だ。

チームメートに合わせなければ行けなかった練習メニューなどなければ、自分のやり方に文句を言ってくる先輩もいない。

自分にとっては必要ないが、チームにとって必要が故にこなさなければならなかったトレーニング時間も、今は自由に使える。

自分が重点してあげたいスキルの習得に励んだり、栄養学と言った、学習に手を伸ばしてみるのもいいと思う。

「これはチャンス」大切なのは、そう決めつけてしまうことだ。

そこれチャンスだと決めてしまってから、ゆっくり何のチャンスなのかを考える。

それが今もつべき考え方ではないだろうか。

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