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キャリアコンサルタントの潜在求人にアプローチするには

ボランティアから収入のあるキャリコンになる道 が予想以上にお読みいただけたので、調子に載ってまた書いてみる。

キャリコンの仕事は、人脈採用・潜在求人がとても多いのが肌感覚だ。現在の複数職場でも、「いい人がいたら、あと1人2人増えてもいい。でも公募するほどの人手不足ではない」という感じだ。こういった職場に出会うにはどうしたらいいだろう、と言う話。(注:話は首都圏が前提。地方の事情はまた違うかもしれないですが、ごめんなさい)

「キャリコンとしての活躍」と言った時に、2派閥ある。
①キャリコンは黒子役。自分の名が知られ、称賛を受けることは求めない
②自分の名が売れ、評価されることを求めたい。人気者になりたい。

本稿は①派の話。①派に不要なのは、SNSでの売り込み。SNSより大切なのは、何と言ってもリアル!オンラインはその後の人間関係が育ちにくい。リアル対面の人間関係づくり拘ると、地域活動が大切。研修会・勉強会でも、自分の居住・就労エリアに限定して参加してみよう。集いの情報収集には、SNSも役立つ。

よく育成講座の同級生が、試験対策勉仲間になり、その後も自主勉強会仲間になると聞く。こういった集いがおススメだ。これが「同業者ギルド(職能団体)」の基盤になる。自主勉強会でいい感じに継続している話を耳にしたら、ぜひ参加させてもらおう。

そして、実際集いに参加できたら「すべては面接試験。毎日が実技試験」だ。人物、考え方、コミュニケーション力、勉強熱心さ、謙虚さ、行動力。ピアサポートグループの中で、しっかり見られている。まずはその勉強会グループのお役にたてる自分になろう。すると、仲間の職場で潜在的求人があった時に声がかかりやすくなる。もちろん「これからキャリコンとして働きたいんです。仕事探してるんです」は仲間にしっかり伝えておこう。

そして、たまーに顕在化する求人があるとすれば、求人サイトでなく、自社サイトだ。掲載料がかからないし。勉強会仲間と最初に名刺交換すると、勤め先の名前がわかる。その仲間の勤め先サイトを定期チェックしよう。「登録カウンセラー募集」なんて告知を見つけたら、仲間に聞いて「私も応募したいのだけど、どう思う?」と許可を得、筋を通そう。よい反応をしてくれたら、願ったりかなったりだ。

SNSで探すなら、地元の同業者自主勉強会。
参加費も公民館使用料に+くらいで、もずいぶん安く済む。
そこからの人脈構築は自分の腕次第だ。

そして、実際の職を見つけて実務が始まったら、資格講習で学んだ内容なんて、全く足りず、歯が立たないぞ!そうなった時の予習・実践練習、たくさんしておこう。自分が求職者として試行錯誤することはとても役立つ。就活セミナー、求職者として参加しよう。キャリア相談、バンバン受けに行こう。キャリア以外の相談・支援機関、気軽に行ってみよう。反面教師、最高だ。自分が将来失敗しなくて済むから。そして、実務で困った時も助け合えるのが地元の同業者勉強会だ。即戦力性不足を補ってくれるのは、ピアサポート。

幸運を祈ります。


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