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海水温管理と海水淡水化は、今後大きな産業になる

力強いインタビュー。

10年近く前、宇宙ゴミ、スペースデブリを回収する会社を考え、一人で起業した日本人がいた。いま資金四百億円の企業に成長している。
それと似たことが起きそうだ。海洋の問題において。私は今後海が、宇宙と並んで、危機の場でもあり産業のフロンティアにもなると考えている。

人はまだ、海について陸の半分も知らない。また、気候変動、温暖化の災害の半数以上が、海とその蒸発によるものだ。海水温が上がり蒸発量が多いと、天気が不安定になり大台風や大雨になるというのは、日本人もすっかり経験済みだが、その抑制方法について、テレビや新聞で語っているのを見たことがない。

おそらく情報を伏せていろいろやっているはず。だが今後、沿岸漁業者なども、自分らで工夫してゆくのかもしれない。

海は広い。だが、高温になる季節は数カ月。また雨のたびに水温は下がる。つまり、降雨マップのデータ解析で、危険エリアが絞れる。海流によっても絞れる。冷やすべき場所に、冷やすべき時期に、対処する。台風の発生域、太平洋、インド洋の、あのあたりだ。

冷たい物質を海にいれて冷やす、海面を無害な蒸発抑制薬品で覆う、空を白い粉で覆う、いろいろ考えられる。(海は広いが。)

エアロゾル、粉散布による日光遮りは、先住民居住地の上で実験しようとして抗議され、中止になった。なぜ海でやらないのか。いますぐ、微量でも実験してデータを取らないと、間に合わなくないか。

エアロゾルは、雨が減る、どこへ流れるか分からないなど言われているが、小さなエリアで試行をはじめ、極端な夏に備えたほうがよさそうだ。

海水淡水化については、過去の記事で何度も取り上げている。そちらを参照してみてください。

2        海水温を下げる で検索してみると、半年前ほとんどなかったが、いま少し記事が出ている。英語だと多い。確たることは何も見つからないが、ひとつ思いついたのは、海面に繁茂する水草。CO2吸い取り、ゼロエネルギー、日陰を作り、勝手に殖えてゆく。どうだろうか?しかしなにぶん、海は大きいので、これは沿岸の、養魚地付近の海面温度を下げるのに使える程度ではないか。

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