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AVとは

AVという言葉に敏感になる。きっと男なら尚更だ。
でも、そもそもこの記事を開いた人は、
アダルトビデオを期待して開いたのだろうか?
それとも、オーディオビジュアルを期待して開いたのだろうか?
ただ、確実なのは、こんな面倒くさい前書きを
誰も期待していないという事である。

疑問はいつも突然に

それは、ハードオフというリサイクルショップでふと耳に届いた。
館内放送から、ふと流れてきた言葉である。
「家電にテレビ、楽器にAV、なんでも買い取ります。」

そもそもAVとはなんなんだ?

ハイハイ、わかったわかった、変態、バーカ、3代先まで呪われろ!ぐらい、既に思われているかもしれない。むしろ、63%ぐらいそれ覚悟で書いてるので、もう少しだけ付き合ってほしい。

このハードオフの館内放送を聞いてから、AVが余計に分からなくなったのである。
なぜなら、近所のハードオフには、アダルトビデオもオーディオ的な物も置いてあるからだ。

少しは常識的に考えたら解るでしょ

いや、そりゃ解ってますよ。
家電→テレビ→楽器ときたら、オーディオ的なAVだろうって事ぐらい。
この流れで、アダルトの方のAVだったら、どう考えてもおかしい。
いきなりワープしてる。
いきなりステーキで行列に待たされるぐらい矛盾している。
じゃあ、それでいいじゃんとなれば、そもそも、こんな長文打たない。
そして、こんな安易な結論では、数万人と言われてるAV女優が報われない。

実際に聞いてみた。

とは言っても、さすがにあの館内放送のAVって何すか?と
露骨に聞くのもどうかと思う。どう考えても不審者だ。結論を聞く前に追い出される可能性もある。
なので、店員には「AVどこですか?」と聞くことにした。
これで万事解決だ。何も悪くないし、怪しくない。

よ「すいません、AVってどこにおいてありますか?」
店員「あー、すいません。オーディオですか、アダルトですか?」
よ「えっ・・・」(それは、こっちが聞きたい)

でも、店員は悪くない。

そりゃそうだ。店員は悪くない。だって両方あるんだもん。
聞いた奴も悪かった。30代のおっさんだからな。
これが、二子玉川あたりで働いてるの姉ちゃんなら、こうはならなかっただろうし、バンダナ巻いて、サイリウムでも振ってそうな兄ちゃんでも、こうはならなかったはずだ。萌ぇ~である。

結局、店員からは結論を聞くことは出来なかった。
となると、答えを出すには、仮定に対して証明することとなる。

AV = アダルトビデオ 説

「家電にテレビ、楽器にAV」という流れに注目してほしい。
AVを一番最後に持ってきているのだ。
これが、「AVにテレビ、家電に楽器」なら、なんとなくオーディオでも仕方ないと思う。しかし、何度も言うが、AVを一番最後に持ってきているのだ。
裏のキラーコンテンツや縁の下の力持ちは、一番最後に持ってくることが多い。レンタルビデオショップでも、アダルトの売上は結構バカに出来ないと聞いたことがある。もし、ハードオフはアダルトビデオをキラーコンテンツとしているのあれば、この説は一理あるのだ。
むしろそうであって欲しい気持ちになってきた。

AV = オーディオビジュアル説

ほぼ、最初に書いた通り、面倒くさいので省略する。

AV = アダルトとオーディオビジュアルの両方の意味説

もう、10年以上前だが、営業でオーディオ好きなお客様の家で
商談をしたことがあった。
よ「いいオーディオですね。〇〇は色んな趣味をお持ちで、他にも何か趣味はございますか?」
客「実はエッチなビデオが好きでね!ほら、人は硬いものと柔らかいものが好きと言うじゃないか」
よ「まぁ、どっちもAVですからねぇー」
という、この文章の為に生まれたんじゃないかぐらい
出来すぎたやり取りがあった。
改めて、このやり取りを活字にすると、
オーディオとアダルト、どっちが硬くて、どっちが柔らかいんだ?と
いう疑問が生まれた。
きっとアダルトのほうが硬くなるから、アダルトのほうが硬いんだろう。
柔らかいのおっぱいか。あれ、オーディオは。。。

もう正直、どっちでも良くなってきた。とりあえず解ったことは、
オーディオとアダルトには、それなりの親和性があるんじゃないかと思えてきたことだけだ。

AV、AV、AV

三連続に書くと、ゲシュタルト崩壊をおこして仕方ないのだが、
文字のラインが美しい。このラインの美しさに、同じ美しさを追求する
アダルト界とオーディオ界は惹かれたのだろう。きっと、どっちの意味とか誰のもの、そんなことを考えることが野暮なのだ。AVはみんなのもの。
きっと、この夜も、両者はみんなの為に働きつづけるのだから。


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