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海外物件をポートフォリオに

円安が進んでいますね。
円安が進むと我々の円資産は相対的に目減りしていきます。
だから金融資産は円以外のドルユーロ建てのものも混ぜてポートフォリオを組まないといけないですよ、と言われます。
これ、同じことが不動産投資にもいえると思います。

でも不動産って、株や債券のように流動性が高くないし、売り買いは決して簡単ではない。
だから順番は後でいいし、割合も抑えて考えてもいいと思いますが、先に触れた民泊物件と同様くらいには検討すべきと思うのです。
日本の不動産を複数所有したら、そろそろ海外も検討してみようかなあ、といった感じで。

私も小規模ながらいくつか手を出しています。
正直言って、海外モノには怪しいものも多いし、それなりの失敗もしました。
でも、うまくいったものは、日本の物件以上に家賃や物件の市場価格が上がっているのですね。
しかもここにきて、為替差益も出ている。

ちょいとケガもしちゃった私が思うに、重要なのは順番を間違えないこと。
順番にもいろいろありますが、まずは日本の不動産である程度実績を出してから、全体のポートフォリオの1部の割合の範囲で、海外モノを検討した方がいいです。
これは、取れるリスクの範囲でということです。

次に、海外の中では、先進国のものから検討した方がいいです。
現状、新興国より、いろいろな意味で安定した投資だと言えると思います。
これは、リスクの低いところから、ということです。

あとは、家賃実績のある中古の方が、家賃が想定しづらい新築(特にプレビルドはいつできるかも流動的)よりも先に考えた方がいいのではと思います。

海外モノには、手が出しやすい価格でリターンの保証を謳った、純粋な不動産投資とは言えないものも多いです。
一見すると、日本の1棟ものを買うよりも低額で手軽にできる印象を受けますが、こういったものにはかなりリスクのある投資が多いと思います。

あくまでも順番を間違えず、取れるリスクの範囲で検討することが重要だと思います。


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