テレワーク時代の空気を読む

今お仕事は完全テレワークな状態です。最後に出社したのも2ヶ月以上前と、かなり昔のことだなあとふと思いました。そもそも入社以来コロナのおかげであんまり出社していないので、会社の記憶自体が少ないのですが。

テレワークだとZoomで会話をするか、社内チャット(Slackみたいな)でのやりとりばかりになります。個人的には対面で直接会って(オフライン)のコミュニケーションの方がオンラインでのコミュニケーションよりも好きなので、正直少しやりづらいです。人間観察が趣味と言うわけではないですが、空気を読んでちょっと周りを見渡しながら察していい感じに過ごすみたいな生き方を普段しているので、オンラインのみだと今までのやり方が通用せず戸惑うところもあります。(あんまし不自由していることはないのですが)

オンラインでのコミュニケーションはオフラインよりも気を使います。相手に伝えられる情報が少ないからこそ、自分から相手に発信されるものに対してより気を使う必要があります。お仕事で「Zoom」と「チャットツール」を使っていると最初に触れたので、今日はそれらで空気を読むこと周りについて少し書きます。

普段はカメラオフにしてZoomをつないで仕事をしています。なので相手に伝わる情報は声100%です。(カメラオンの時もあります。ミーティングとか)自分が喋り方や語気に気をつけないといけないのはもちろんですが、お互いに伝わる情報が声に限定されているため、リアクションもきちんとしないと相手に伝わらないのが難しいところです。オフラインだとめちゃ笑顔になってるようなことも、「それウケるね」とか言うか声に出して笑わないと伝わりません。お互いにその辺り気を使うor少しぐらい気を使わなくてもいいぐらいにチームが成熟する、のどちらかにならないとその辺りはストレスになるなぁと感じています。特に僕はリアクションが顔芸に寄っていると言うか常にわろてるような人間なのですが、それが伝わらないためわざわざリアクションの形を声とかに変換しなきゃなので普通にストレスですね。かと言って常にカメラONも嫌なので難しいところです。お互いが過ごしやすくするために気を遣うみたいな意味での「空気を読む」といった感じでしょうか。

あとはSlackみたいなチャットツールを使っています。いろんなオープンチャンネルがあったり、DMがあったり、プライベートチャンネルがあったりするやつです。送り合うメッセージの言葉遣いだとかはあんまり深く意識したことはないのですが、これはチャット形式によく触れている世代だからかもしれないですね。まぁ友達とのプライベートでのコミュニケーションとは少し違うので、そのあたりは弁えてやっています。メールより気楽です。じゃあどんなことに気を遣っているかといえば、例えばチャットの荒れ具合(誰かの発信していることがいつもと違うなとか、頻度とか、時間帯とか)で今どんな感じなんだろうとか推察したり、オープンなチャンネルで誰が誰とどんな口調でやりとりしているのか観察したり。メッセージについているリアクションの数や種類からどこに所属していてどういうタイプの人なのか見てみたり。どちらかと言うと、ここでの「空気を読む」は、様子を伺うということですかね。ある意味で人間観察なので、吸っている情報が違うだけでやっていることの中身としてはオフラインとあんまし変わらないのかもしれないですね。そういうスキルはこれから必要になってくるというか、こういうのに敏感な人は増えてくると思います。なんならこのあたりの分析をツールがやってくれたら楽だなあ。というか可視化してなんらかのサポートツールとして作れれば管理職層に使ってもらえそう。意外とそういうものの把握をすることも大事な役割だと思うので。

空気を読むことの意味もどんどん変わってきているなぁと思いながら、明日も人間観察テレワークです。次はいつ出社なのかな〜。

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