作曲の仕方 ③PCで具体的にメロディーとコードを打ち込む
前回のように作ったメロディーを、パソコンを使って録音していきます。ここでPCで録音するとはどういうことか簡単に説明しますね。
パソコンに繋げた電子鍵盤を使いますが、鍵盤だけでは音が出ません。パソコンの中のソフトを使って、パソコンの中で音を鳴らします。分かりづらいのでUNOを使って説明します!
UNOは実際にカードを使って遊びますよね?でも今はパソコンのソフトでUNOを遊ぶこともできます。テレビゲームですね。実際にUNOで遊んでるところを撮影しようとするとビデオカメラが必要になって大変ですよね?でもパソコンなら画面の録画もパソコンで出来るので便利です。
音楽もおんなじで、本物のピアノを弾くのではなくて、電子鍵盤を使ってソフトのピアノを鳴らします。ソフトを変えれば、バイオリンやドラムを鳴らすことも出来るんです。こうして鍵盤を使って楽器を録音していくことを「打ち込み」と言います。(厳密にはMIDIにも触れたいのですが、複雑になってしまうので割愛させていただきました。)
まずはメロディーを打ち込んで、そのあとにコード(和音による伴奏)を打ち込んでいきます。PCを使っているので編集が自由自在で、ここで打ち込んだ伴奏を別の楽器に変えることも一瞬で出来ます。ピアノで作った伴奏をエレピに置き換えたり。タイミングがずれてしまったら綺麗に揃えることも出来ます。便利!
画像は1stAlbum 限定盤収録の「雪と君の手」の歌いだし部分。伴奏のギターを鍵盤で打ち込んでます。コードをなんとなくでも確定させたいので、ボイシング(和音の積み方のこと。一例を挙げると下からドミソと弾くか、ミソドと弾くか。)はベースに弾いてもらいたい音を一番低くなるように積みます。この時点では音色なんかはそんなに気にしません。
ここまで出来れば、弾き語りやアコースティック編成でのライブなんかは出来ますが、CYANOTYPEはバンドですのでバンドアレンジを考えなければなりません。
ということで、次回はアレンジ作業について書きます。
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