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作曲の仕方 ④アレンジ

前回はPCを使ってメロディーとコード伴奏を打ち込みました。いよいよ全体のアレンジを考えます。

アレンジを考える上で最初にドラムを打ち込んでいくことが多いです。それからベースを入れて、上物をどうするか、ギターは確定で入るので、ピアノをエレピにする?オルガンを使ってみようか?バイオリンは?弦を増やしてストリングスを使おうか?そうした楽器たちを、鍵盤を使って一つずつ打ち込んでいきます。作業量ならこの作業が一番大変かもしれません。

この画像は全てを打ち込み終えたあと。この横に細長たい帯なものが各パートになります。未発表の音源ですので、解読できないようにあえて小さく表示させてますが、説明のためピアノだけは大きく表示してます。

ここに並んでる点々が一つの音です。縦に複数並んでるのは和音です。ここでは左手で3和音、右手で2和音を基本として打ち込んでありますね。これを全パート考えて打ち込んでいきます。

普通に打ち込んでタイミングをきっちり揃えてしまうと、非常に機械的になってしまうので、場所によってタイミングをずらします。そのうえで強弱をつけたり、バイオリンならビブラートの深さとか、ピアノだったら残響音の長さとか、フレーズ以外も編集していきます。ここを頑張るとクオリティを上げることが出来て、より明確に完成後の姿を見渡すことができます。頭の中で考えてることって、実際に音で出してみるとイマイチだったりすることがあるんですよね。

さて、全パートを作り終えました!これで完成!とはならず、ここから仮歌を入れていきます。長くなりましたが次回で最後になります。

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