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神坂雪佳に頼ってみる

Tufting Gunによるラグ製作の4作目、なかなか題材が決まらなくて延び延びになっています。今回は2mX2mのスクエアで作りたいと思っていてそれに合った写真を選んでいました。秋の実りの季節「稲穂」を題材にしようとその頃から構想し始めたのですが、適当だと思える写真も撮れず、以前に撮ったものを1対1にトリミングしても、どうもしっくりきません。とうとう年を越してしまいそうになり一旦写真から離れて自由題にすることにしました。

日本経済新聞の朝刊だったと思うのですが、「神坂雪佳」について紹介された記事が載りました。記事を読みながら紹介された本をポチッとしたわけです。 美術書出版株式会社 芸艸堂 神坂雪佳 蝶千種・海路 

http://www.teramachi-art.jp/shop/shop-info/unsodo/

神坂雪佳は、明治から昭和の時代のいわば日本のデザイナーの草分けだそうです。
図案集海路(かいろ、明治35年 ) の中から選んで使わせていただくことにしました。

神坂雪佳 海路より、(この写真は制作作業用に左右反転しています)

いかがですか?  斬新でとても明治時代のデザインとは思えません。

これから毛糸を集めてじっくりと作ってみます。

プロジェクターで投影した写真をもとにマジックで基布になぞっていくのですが、押すと基布がたわんで位置がずれるので、やっぱりアバウトになります。
まぁ、そこも含めて修行がまだまだ足りませんが、丁寧にやってみます。

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