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学びを得られる人が身近にいた

 緊急事態宣言解除に伴い、僕もジムを再開した。再開して1週間少々が経過したが、客の入りが完全に戻ったようにはまだまだ思えない。

※僕が通っているジムは、出入り口で両手を消毒、検温、マスクの着用が義務化されており、これに違反する場合は入館拒否のスタンスで営業している。もちろん目一杯の換気も実施済みだ。

 本題に戻ろう。
 
「お久しぶりです」とスタッフさんに声をかけられる人がチラホラ見られるあたり、僕のようについ最近になってジムを再開された方が多そうだ。

 が、一番目に止まったのは、いわゆる高齢のお客さんを目にしないことだ。

 コロナに感染したら命に関わるリスクの高さを認識してのことだろう。

 年を重ねるにつれて頭が固くなるなんて言うが、自分も最近視野が狭くなってきたように感じる。頭が固くなり始めているようで怖い。

 が、ここのジムに通う高齢の方々は、万が一をきちんと考えた行動ができているように感じた。

「自分は大丈夫」と言う思考を持っている人は一定数いると言ってよいだろう。自分だって気付かぬうちにそう言う思考になっている時がある。

 僕が通っているジムのご年配の方々が、自分の行動を客観視できる人たちでちょっと誇らしくなったし、見習える人が身近にいることに感謝したい。そんな方達を見ることで自分の中のバイアスを解いていこう。

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