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星占いカードをつくりました!

星占いを分かりやすく、もっとカジュアルに扱えるように、
シンプルなイラストと言葉でまとめた「星占いカード」をつくりました!
2024年3月20日春分の日より発売中です。

yoheiのSNSで投稿している、毎日の占いに登場する星のキャラクターをメインにした54枚のカードセットです。「星占いカード」と名付けていますが、実は本格的な「西洋占星術」のカードになっています。

太陽や月、水星、金星など10個の星をメインに占う西洋占星術は、
なじみのある12星座への親しみやすさの一方で、それぞれの星の意味と星座の組合せ、ハウス、角度など様々な用語や解釈を覚える必要があり、なかなか自由自在に「星を読む」ところまで習得するのが、難しい占いでもあります。
とりわけ大変なのが、要素を組み合わせて読んだり解釈するところだと思います。

西洋占星術には、数多くの分かりやすい入門書や解説書がありますが、それらのページを行ったり来たりしながら、
「あの意味はなんだっけ? この場合はどうするの?」と慣れないうちは用語の意味にとまどってしまうことが多いのです。
また、言葉の暗記ばかりになってしまうと、理解が追いつかないといったこともあるかもしれません。

入門書や解説書では、基本的に文章ベースで丁寧に説明が書かれてあり、また横断的に情報を網羅する必要もありますので、
「それで、結局この言葉の意味はどんな感じ? どのようなイメージなの?」という、感覚的なニーズに対応できるものがそう多くはないのかもしれない…とも感じていました。

そこで、西洋占星術の入門までのガイド役になるようなツールを作れないかなと思って発想したのが、この「星占いカード」です。

星占いカードの内容

まず、いちばんはじめに、このカードで伝えたかったことは、西洋占星術の主役である10個の星がキャラクターのように主体的に動いているように感じさせたかったということです。
10個の星のカードは、それぞれの星が持っている「願望・欲求・エネルギー」をイメージして、1コママンガのように表現してみました。

星のカードの例

次に、12の星座は、星座ごとのイメージカラーを考慮しつつ、一歩引いた存在になるように意図して白い線の絵で表現しました。
星座のキーワードは、できるだけ「〇〇的」のような言葉を選び、
星のエネルギーと組み合わせた時に「状態を説明する形容詞」のような使い方になるように意図しています。
例えるなら、大阪育ちの人は大阪らしく、青森育ちの人は青森らしくなるみたいに、牡羊座にある太陽は牡羊座らしくなるといったイメージです。

星座のカードの例

ハウスについては、シンプルな人物キャラを登場させて現実の事柄として感じさせることと、自分を起点に「どの範囲の出来事なのか」が分かるように、それぞれの場面を表現しました。
ハウスのキーワードは目的語や名詞として理解されるような言葉を選んでいます。

ハウスのカードの例

ここまでをまとめると、
〇〇星のエネルギーが、(動詞
〇〇座的な感じで、(形容詞
〇ハウスの出来事で働く(名詞
のような感じで、
言葉遊びがしやすいように構成しました。

もちろん、星や星座にも象徴的な意味で名詞として扱う用途もありますので、このカードはあくまでも基本的な解釈のひとつだとご理解ください。

星、星座、ハウス以外には、
星座を分類する4つの元素3つの区分のカード、
星どうしの角度を表すアスペクトのカードを5つ、
さらに月の満ち欠けを8段階で示した月相のカードもセットにしました。

全カード一覧

深く探究したい人には物足りない部分もありますが、西洋占星術の基本的な解釈をするうえで、最低限の要素をご用意しました。

もし今回のカードが好評だったら、いつか種類を増やした拡大版もつくってみたいです。ノード、逆行・順行、マイナーアスペクト、複合アスペクト、小惑星など…、あげたらキリがありませんが。

星占いカードの使い方

ここで、星占いカードの使い方をいくつかご紹介します。

1 星と星座を組み合わせる。

ホロスコープでは、10個の星が12星座に散らばっています。
例えば、水星が牡牛座にいる。

水星は頭のアンテナが敏感で計算したり、話している絵にしました。
牡牛座は牛がゆっくり足元を確かめつつ歩いている絵です。

水星は「コミュニケーション」
牡牛座は「慎重に、じっくり」

ゆっくり丁寧に話す、コツコツ勉強する、
言葉の表現にこだわりがある
など、色々と発想することができます。

2 星とハウスを組み合わせる。

ホロスコープは左端がスタート地点で、そこから反時計回りに12個のハウスに分かれています。

地球が1日に1回転(自転)したり、観測者の地球上の位置によって変化する太陽の見え方に連動して、生まれた時間や位置でハウスは変化します。

日の出の時刻に生まれた人は太陽が左端になり、お昼生まれの人はホロスコープ上で太陽がいちばん上になるようにハウスが決まります。
たとえ星座が同じでも同じ誕生日でも、その違いは千差万別なのです。

例えば、水星が2ハウスにあるとします。

2ハウスは、手に何かを持っている人の絵です。

水星は「知性、言葉、頭を働かせる」
2ハウスは「所有、お金」

水星がどんなこと(ハウス)に頭を使うのか?
お金を稼ぐために頭を使う、知識や話すことを職業にする、
思考力や発信力を職能にする、など、
星のエネルギーが向く目的語として連想することができます。

先ほどの牡牛座と組み合わせると、
お金を稼ぐために、コツコツ慎重に頭を使う
といったイメージもできます。

西洋占星術では、このようなイメージの組み合わせができるようになると、
いわゆる「星を読む」という感覚が身につくようになります。

3 星と星の間にできた角度を見る。

ホロスコープでは2つの星の間で、特定な角度が結ばれた場合に線で表示されていることがあります。

例えば、金星と木星が120度の位置関係にある。

金星は「美的センス、楽しみ」
木星は「拡大、発展」
120度は「調和、協力」

美的センスが拡大しているということで
「美しさを周囲に発散している=魅力的」とか、
あるいは「楽しいことが好き+親切な感じ+調和的」で
「人の良さ、親しみやすさ」も感じさせます。

もし、この金星が「遊び」を意味する5ハウスにあった場合は、楽しいことが大きすぎて快楽的な傾向もありそう…、などと読むこともできます。
パーツごとにとらえながら組み合わせると、複合的な解釈もできます。

4 4元素と3区分を見る。

先ほどの金星と木星が、もし牡羊座と獅子座にあって120度で結ばれていた場合、この2つは「火の星座」に該当します。
「火」というのは、「火・地・風・水」の4元素のひとつです。

火は「直感的」「情熱的」
燃えるような火の属性です。

牡羊座の金星と、獅子座の木星の120度だった場合、
情熱的な美しさだったり、周りを鼓舞するような親切さ、のように読めるかもしれません。このように4元素や3区分といった星座の共通点でまとめることで、特徴を傾向として読み取ることができます。

4元素や3区分のカードの下には該当する星座のマークがあり、
星座のカードの下には、4元素や3区分のマークが書いてありますので、
暗記していなくてもマークが揃っているかを確認できます。

5 月の満ち欠けを見る。

月は、太陽に背を向ける新月から三日月へと形を変え、正面から光を反射する満月を経て、やがて新月へと戻っていきます。
生まれた時の月も、太陽との位置関係によって形が違うのです。

月の満ち欠け(月相)のカードの例

月の満ち欠けのカードは全部で8種類です。カードの左上に月の光の形、右上には太陽を起点とした月の位置を示したマークを配置しました。

月が半分を過ぎた後のかたちは「種まきの月」と言います。
この日の月の星座が蟹座だった場合、「蟹座の種まきの月」ということができます。

月は「感情、本能、内面」を表すので、
月の意味は、本能的な感情を表しているともいえます。

蟹座は「愛情深い、感情的」
種まきの月は「慈愛、分かち合いの精神」です。

種まきの月は、満月で形が完成した後に欠けた形なので、収穫したものを分け与えるといった意味が付けられています。
この意味からアンパンマンが顔を分ける様子をいつも思い出すのですが、このカードでも右から形が欠けたやさしそうな顔の絵にしました。

「蟹座の種まきの月」が持っている本能は、とても愛に溢れているとイメージすることができそうです。

皆さんもぜひ月の形=月相で見る占いにも挑戦してみてください。
あなたが求める本能や、根本的な願望が見えてくるかもしれません。

6 木星の位置で1年の運勢を占う。

生まれた時の星は変わりませんが、現在動いている星の位置は太陽の周りを回転(公転)して移り変わっています。
なかでも木星は12年でホロスコープを1周しますので、その現在位置によって、およそ1年の運勢を見ることができます。

その方法は、あなたのホロスコープの12個のハウスのうち、現在動いている木星がどのハウスに位置しているのかを見るのです。

木星の星座は2024年3月現在では牡牛座にいるので、星座は誰のホロスコープでも共通ですが、ハウスは千差万別ですので、自分用の占いをするときにはハウスが役に立ちます。

例えば、木星が5ハウスにいる。

木星は「拡大、発展」
5ハウスは「創造性」さらに「恋愛」「楽しみ」などの意味もあります。

恋愛のチャンスの年と読んだり、創作意欲が高まる年、楽しみの多い年ということもできそうですね。2つの絵を見ると、楽しいことが発散されるようなワクワクした年になりそうです。

その他の使い方の例

星占いカードの使い方は、他にもたくさん考えられます。

●2つの星と星座、角度のカードを並べて、特徴をイメージする
●自分の星に対して、トランジットの星と角度のカードを並べて運勢を占う
●アセンダントの星座と近くにある星(上昇星)からその人の印象を占う
●Mcの星座と近くにある星(カルミネート)から、どのように人生を切り拓くか、その人の社会的な方向性を占う
●二人の星と星座、角度のカードを並べて相性を占う
●90度、180度と星座、3区分のカードでグランドクロスの意味をとらえる
●月の形と星座のカードから、その時期の過ごし方を考える
●プログレスの太陽と月から、月相を調べて、3年半くらいの時期を占う。
(プログレスルネーション)
●星の特性が強まる星座かどうか、品位(ディグニティ)を確認する
※星や星座のカードに下に「Domicile(ドミサイル)」と「Exaltation(イグザルテーション)」に該当する星座のマークを記載しています
●星座ごとのイメージカラーから発想する
※星座カードの背景色は、12星座に割り当てられている一般的な色分けにおおむね合わせています

…などなど、初心者から中上級者向けまで、使い方は様々です。

頭の中で思い浮かべるだけでなく、絵や言葉を並べて目で見て眺めることで、発想が浮かんだり広がりやすくなるので、占いの想像力を補助するツールとして使うことができます。

西洋占星術を勉強をしている方には、本を読みながらカードを参考にしてもらうことで、解釈を頭の中に定着するヒントにしたり、
人に説明しながら占う時のプレゼンテーションの用途にも使えそうです。

想定している用途と違っても使い方は自由です。
例えば、このカードは54枚、ほぼ違う色で作られていますので、
ラッキーカラーを占ってみたり、オラクルカードとしてメッセージを受け取ったりしても面白いかもしれません。

カラフルな54枚のカード

ちなみに、カードの裏面は180度対称のデザインなので、正位置と逆位置が分からないようにもなっています。

カードの裏面

水星が逆に出たら「言葉づかいに注意」なんて解釈もできます。
タロットカードを扱うように星占いカードを使ってもらうのも大歓迎です。

この「星占いカード」は勉強から占いの実践、その他にも発想次第で、たくさんの使い方ができるカードになっています。
星占いの解釈の参考にもオラクルカードにも使えるアイテムであり、幅広い用途で楽しんでいただけます。

「星占いカード」が、西洋占星術を身近に活用するガイド役になりましたらうれしいです。

このたびデビューする「星占いカード
どうぞよろしくお願いします!

↓購入はこちらから


星占いカード(初回生産版)

【内容】 
透明ケース
カードデッキ(54枚)

【サイズ】
ケース:90×59×18mm
カード:89×58mm

【カードの種類・枚数】
星:10枚
星座:12枚
ハウス:12枚
角度(アスペクト):5枚
4元素(火、地、風、水):4枚
3区分(活動、不動、柔軟):3枚
月の満ち欠け(月相):8枚

【価格】
3900円


「星占いカード」へのお客様からの声

・早く欲しいかも(╹◡╹)♡買いたい

・これ、、、星読み勉強するのにめちゃくちゃいいじゃないですか😭

・こんなの欲しいと思ってました!ありがとうございます💕

・イラストにキーワード、頭の硬い私にはとってもわかりやすいです!

・新しいツールを手に入れた🙌 ずっと欲しかったの💛 星よみする時、視覚的に伝わりやすいはず😊

・イラストがとてもかわいくなおかつ細かく占星術の色々な情報が1枚の中に盛りだくさんでとても楽しく勉強できています✨

・見ていてワクワクするカードですね♪ セッションの時にわかりやすくお伝えすることができそうです。こんなに素晴らしいカードを作ってくださり届けて頂きまして ありがとうございました。

・こんなカードを待っていました✨すぐに購入させていただきました😊ありがとうございます🥰

・とても見やすくてありがたいお品✨💕✨ YouTubeで動画もあげてくれていて、知識オタクな私はとてもハマると思います

・星占いカード 世に出していただき、感謝です✨


「星占いカード」の利用について

・SNSやYouTubeへのアップ、ご自由にどうぞ
・鑑定や講座での使用、ご自由にどうぞ
・ここで使ったよ!と教えてくださるとすごくうれしいです🙂
・ご相談やご質問のある方は下記SNSまでどうぞ!

作者について

yohei(数字占い+星占い師)

🌟「シンプルでわかりやすく使える占い」がモットーです
🌟 西洋占星術や数秘術など総合的な鑑定で未来の道しるべをお届けします

広告・デザイン制作で様々な業界に従事した後、独学にて占星術を学ぶようになり、次第に占いの世界に興味を持つ。
占星術の他にタロットや数秘術、東洋の占術などを学び、占いに関する執筆や鑑定、講師活動などを開始。毎日発信しているSNSでは計8000人以上のフォロワーを獲得。
占星術を使って日々の生活に役立つちょっとしたヒントやアドバイスを毎日投稿しており、人気を集めている。

➤ Instagram: https://www.instagram.com/yohei_fortune/
➤ X(Twitter): https://twitter.com/yohei_fortune


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