英語偏差値38!!脳筋系文法苦手マンがTOEIC200点台から500点台にあげるには

まえがき

この話を全ての学校教育ではいまいち英語が伸びなかった方に!

私の高校3年生の時の、大学受験の模試で出た偏差値が38。

これを見た時、絶望しました。

おかげで志望校落ちたんだよ•••

英語さえ無ければ!!

それから月日が立ち、気が付けば

中高英語教員免許、
英検一級、
TOEICでは800点を何年か前に越えました。
ある県の教員採用試験の専門科目(英語)満点も取れました。

今なら大体の大学受験の問題は合格点取れるのに•••はぁ、、今でも当時の悔しい気持ちは忘れません。

私が言いたいのは、英語ができないのはあなたが悪いからじゃない。

方法に問題があったからです。

一人一人、個性も能力も違うのに同じような教育じゃ合わない子も出てくるのは仕方が無いこと。

俺は能力低いから英語できないよ!という人もいるでしょう。

でも、日本語、それなりに話せますよね?文字も読めますよね?

それなら言語を習得して扱う能力はあるということ。

他の言語、英語もできるようになります。もちろんネイティブになるのは難しいけど、コニュニケーションとったり、それなりの点数は取れるようになります。

だって、私が出来たんです。

以下には私がTOEICで500点を超えるまでのストーリーと、学習する上での知識を記しました。問題の解き方などのテクニックは参考書によくあるし、それほど必要性を感じなかったので今回は書いていません。

それよりも、

私が行った勉強、
英語学習をする中で学んできた豆知識、
公認心理師を取るにあたって学んできた豆知識、

これら3点を入れるようにしました。

文章力はあるとは言えませんが、もしご興味あれば一読いただけたらと思います!

はじめに

 大学に入学してすぐ、英語のクラス分けのために人生初TOEICを受けました。英語は苦手で、偏差値も低いけど努力はしていたし、同級生に比べてもそんなに劣ってるとは思っていなかった。それなのに、、、

 クラス分けの結果は一番下のクラスだった。ほとんど勉強してこなかったスポーツ推薦の人達と同じクラス。そんなバカな、、私の努力と時間は文字通り無駄だったみたいだ。。

 ちなみに点数は270点だったと思う。前の席の子が、鉛筆転がして書いたけど300点だった、と笑いながら言う。私はすべて本気で考えたんですけどね。
 
その子は悪くないが、私はその子を少し嫌いになった。

 その出来事が悔しすぎて、今までの頑張りが無になったのが悲しすぎて、あとは大学が思ったよりも暇すぎて、英語をできるようにしようと思った。当時の自分は単純だな。。

 英語の上達について

 ここでは少し英語の上達について考えを述べたいと思います。

 まず英語と日本語は言語の仲間で言うと一番離れた位置関係にあります。

 アメリカの外交官を育成するFSIによると、未来の外交官になる英語のネイティブスピーカーである優秀な生徒たちが日本語をマスター(ここで言うマスターとは日本人が英検一級をとる程度のレベルをマスターとします)するには、一週間に25時間の少人数レッスンと数時間の自主学習をして、88週間(2200時間)かかるとしている。

 1ヶ月が4週間と仮定すると、
12ヶ月=1年で48週間。
2年では96週間でややオーバー。
休みなくおこなえば1年10ヶ月で88週間ですが、休みがないのは辛いのでやはり2年と考えましょう。

 一週間に25時間のクラスだと、
1日5時間で5日。
1日4時間だと6日では24時間で勉強時間が少し足りない。
自主勉強も追加されるので、

1日4時間勉強×7日=28時間(自主学習が3時間の場合)。

これが1週間の必要最低勉強時間と考えられます。

 さて、皆さんが生まれてから学校教育で受けてきた英語学習の量は人によりやや異なりますが、概ね1000時間弱から1200時間程と考えられます。(小学校から高校卒業までを想定しています)

 年代により、授業時間数が異なったり、公立、私立の違いでも時間数に差は出ますが、ほとんどの方は上記の数字の範囲になるはずです。

 先程のアメリカの外交官の話をここで思い出すと、優秀な彼らが少人数で目的意識を持って学んで2200時間必要。

 私達、真面目に頑張っていた方や、才能に溢れる方もいれば、私のようによく分からず気合だけでなんとかしてきた人や、朝練で疲れて午後の授業は半分寝てる人など、差はありますが、みんな基本的には学習時間が足りません。

 1000時間は足りない計算です。

 恐ろしいのは才能もなく、授業中寝てた人はプラス∞の時間、学習が必要です。普通にやっていてはプラス1000時間勉強しようが足りないでしょうし、そもそも途中で嫌になると思います。

 これが小さい子どもであればチョムスキーの言う言語獲得装置がまだ脳に残っていれば、言語獲得は容易になるようですが、私達、少なくても中学生以上の幼児とは言えない年齢の人々は、臨界期を過ぎているので幼児と同じような言語獲得は望めないと考えられています。

 じゃあ私達はどうしたらいいのか?
それを考える前に幼児の言語獲得について考えていきます。

 幼児期の子どもの音を聞き取り再生する能力は大人を凌駕します。しかし、段々と周囲で使われない音を聞き分けたり、再生する能力が無くなっていき、周囲で使われる音の聞き分けや再生に特化されていきます。これがネイティブと非ネイティブを分けていると私は考えています。

 実際、ネイティブと非ネイティブでは使っている脳領域が異なる、とのこと。

 じゃあ小さいうちから複数言語を学ばせた方がいいのでは?と言う人もいるかと思いますが、メリット、デメリットございます。

 上手くやらないとどちらの言語も中途半端になる可能性もありますし、通常、一つの言語に集中した方がその言語をより深く扱えるようになります。あ、特別に意識して勉強したり、才能がある場合は別ですよ。

 話が横に逸れてしまいました。さて幼児期の言語発達はそのように大人には無い特殊な獲得をしますが、しかし、その後の言語能力の発達は私達の学習と共通点があると考えています。

 例えば赤ちゃんは主に養育者により発話を促されます。言葉にならない何かを言うと、養育者はそれを聞こうとし、その言葉に反応します(反応は言葉だったり、目線だったり、行動だったり、するでしょう)。赤ちゃんは自分が声を出すことで周囲の世界に影響を与えられることを知り、誰かが反応してくれることを知ります。
  
 この、『誰かが"反応する"』と言うのが人にとっては大きな動機の一つになるようです。

 SNSを考えてみたらりかいいただきやすいと思うのですが、LINE、Twitter、Facebook、Instagram、mixi、など流行っています。

 これはなぜかと言うと『誰かが反応してくれる』と言うのは社会を築いて生活を送る人間にとって大きな報酬になるからです。

 これが行き過ぎると依存のようになってしまうわけですが、依存的になってしまうのは、SNSにおける相手の反応がある種のギャンブルのような物だからであると私は考えています(話が脱線しています)。

 どう言うかとかと言いますと、相手からの返信がいつ来るか分からない=ギャンブルのアタリがいつ来るかわからない。

 でも続けていると反応がくることがある=続けないとアタリは来ない。この、いつ来るかわからない、でも来ることのある相手のリアクション(人にとっての報酬)、と言うのがやめられなくなる、続けてしまう原因の一つです。

 釣りもこれと同じですね。いつ釣れるかわからない、でも釣りたかったら続けるしかない。そして釣れたら嬉しいし興奮する、と。ランダム性のあるアタリは癖になりやすいようです。
 
 長く書いてきましたが、言語を覚える根幹は、言葉を使うと自分が外の世界に何か影響力を持つことができるからです。

 何かを言うと、相手が反応して、何かを返してくれる、この流れが言語上達の根幹にあると考えられます。
 
 ただし、私達は幼児と違い、丁寧に見てくれる養育者はいません。つまり、ある程度のレベルの文法や語彙を身につけるまでは自分の力や工夫で引き上げ、簡単な会話から始めるのが上達の近道になるでしょう。

  語学学習は恋人を作ると早い、というのもこの事が関係していると考えられます。

 つまり、言葉の喋れる恋人が養育者です。しかもこの場合お互いがお互いに性的な関心もあるため、より会話をしたいと思うでしょうし、伝えたいことが多ければそれだけ学びも加速するでしょう。

 じゃあ恋人がいなければできないのか?と言うとそういうことではありません。恋人は上達の一つの可能性の話です。ただ、友達でも先生でも、話す相手がいることは上達の近道になると言えるでしょう。

 さて、ここまでのまとめをします。

①どんなに優秀な人でも英語取得には2200時間が必要。

②上達の近道は会話。

ここからは私の学習の実例をご紹介いたします。

 私の英語学習

 義務教育と高校3年間の英語学習では私の場合はあまり上達しない、、

 どころか私の大学受験の際のある模試の英語の偏差値は30台でした。

 これには自分でも驚きです。手を抜いてきたわけじゃない、むしろ人より勉強していたはずなのにできない。。

 才能がないか、私にあった方法じゃなかったかどちらかだったと考えられます。

 日本語はそれなりに話せるので言葉を話す最低限の能力はあるはず、とすると方法が合わなかった。(と、信じたい)

 入学した大学には別にお金を払うと1日45分程、英会話のグループレッスンが週に5日受けられるシステムがありました。

 とりあえず、これを受けることにしました。1年間、大学がある時しかありませんが、毎日しっかり通いました。

 そして、必ず授業の前か後に『先生にこれを話す!』と決めて準備をして通っていました。劣等感が強いため、少しでも他の人よりも早く成長したかったんだと思います。

 私の1年目のTOEICの点数は270点。一年間勉強した実力の程を見るために、楽しみにしていた2年目の点数は何点になっているでしょうか?

はい。
300点台でした。

 はっきりとは覚えていませんが、そんなはずは、、、と衝撃を受けたことを覚えています。

 そして、このままじゃいけない。

 とも強く思いました。

 それからTOEICの問題集にも真面目に取り組み、2年生の夏休みになりました。
 
 それまで学内の先生から英語を習っていましたが、『自分の現在地がどのくらいなのか試したい』と思うようになりました。

 そこで思いついたのが短期留学でした。なんとなく、なるべく田舎に行きたかったのでニュージーランドの片田舎に行くことにしました。期間は約5週間。楽しみです。

短期留学(5週間)

 初めての1人飛行機。初めての海外。

 訳がわからず乗り換えがギリギリになったり、行き先の都市の名前も私の発音ではわかってもらえず、

『イエローモンキー』『ゴーホーム!』

と町の不良や酔っぱらいに絡まれ、ホームステイ先では基本はじゃがいも。
 とてもヘルシーな食事でした。
足りないので寝室で隠れて買ってきたパンとハムをベッドの下に隠しサンドイッチを食べていました。
 『私達は食事に行くからあなたはこれね』と、チキンラーメンみたいな袋をもらい、ホームステイ先のママには『隣の中国人の子はよく英語が話せるのに..』と嫌味を言われながらなんとか生きてきました。
 
 悔しい。言われてることはなんとなくわかるのに、なんとなくだし理解に時間がかかる。そして致命的なのは全く意見できない。話し方がわからぬ。。
 
 もちろん楽しい思い出や良い思い出もたくさんありますが、真面目に勉強を頑張りました。おそらくネイティブスピーカーの小学生中学年くらいの子が読む本を毎日宿題に出されていたのでたくさん本を読みました。

 そして仲の良い韓国の子も出来ました。付き合うとかは無いですし、一方的に好きなだけでしたが、なんとかその子と話そうとし、たまたま帰り道が同じなので帰りもその子の話を聞くのを楽しみにしていました。

 そうしているうちに、最初は私にとっては早口過ぎて何度も聞き直していたその子の英語が、一ヶ月もしないうちに聞き取れるようになり、沢山の本と色々な人との会話でよく見聞きしたフレーズならぱっと出てくるよになってきました。

 その子には『よく聞き取れるようになったな』と言ってもらえ、とても嬉しかったことを覚えています(好きな子からの褒め言葉、と言う大きな報酬を受け取ってしまったので、またその報酬が欲しいと感じるようになり動機が増したと考えられます)。

 その後、美しい空のニュージーランドから日本に帰国してTOEICを受けてみると500点を超えていました。

 その理由を考えてみます。

英語が伸びた理由

①時間
一ヶ月間、英語に触れた時間を1日12時間と仮定して、かける30日。つまり、
12×30=360時間。

5週間なら12×37=444時間。

それまでの1年間、私が勉強した量は、平均すれば概ね1日一時間くらいで360時間。

大体の計算になりますが1年6ヶ月で804時間、
英語を勉強したことになります。

人生における英語の勉強時間は1800-2000時間ほどだと想定されます。

単純に2000時間近くまで学習すると脳筋でも500点台になる可能性があります。

時間の力は偉大!

②環境
学習時間とは別に、『集中して学習すること』が大切な可能性があります。

毎日少しずつやるのではなく、どこかで集中して取り組む。

加えて、『悔しい』や、『好きな子ともっと話したい』と言う強い感情によって高いモチベーションを維持し、集中力を持って取り組んだために学習が進んだ可能性もあります。

つまり、『強い感情』『集中できる環境』『英語を使わざる得ないという追い込まれた環境』、この辺りが重要そうです。

同じペースで学習もいいけど、時には集中して学ぶ!

③勉強方法
 授業中は間違っていてもいいから発言するように促され、発言しない、と言う選択肢がありませんでした。そうすると上手くできなければ恥ずかしいし、沈黙になってしまうのも困るので、準備もしますし、その場でなんとか言うことをまとめて発言を絞り出す良い訓練にもなりました。

 これは日本にいる時には、町を歩きながら頭の中で友達や恋人に英語で話すシュミレーションをするとある程度似た効果が得られると思います。
 
 自分に使いこなせる文法は何なのか、この単語は知らない、この日本語をそのまま英語には自分の力では直せない、ならどう言い換えるか?というのを考えるのが上達の近道で、多少の間違いは気にする必要はないでしょう。

 加えて、本をたくさん読み、要約する練習も効いたと思います。よく出る似た言い回しがだんだんアタマに染みついて、考えなくても反射的にその文法や単語を使えるようになってきました。

 
英語で独り言を言う!

本を読んで、目からも多くの英語をインプットしていく!

④会話
  
 他の要素も大切ですが、会話、重要だと思います。

 それまでの要素はモチベーションだったりインプット、練習の時間ですが、会話は相手がいてリアルタイムで流れていきます。練習の成果を試す、試合の場です。
 
 そこでうまく行かなければ凹んで帰ってきて反省して勉強し直しますし、その場で間違いを相手が直してくれることもあるでしょう。人の記憶は一つの種類の記憶として覚えるより、関連付けしたほうが覚えると言われています。(エピソード記憶、などと呼ばれるものです。)
 
 どういうことかというと、ある単語を文字として覚えるよりも、文字と音声で覚える方が思い出しやすくなりますし、文字と音声とどこで誰と、などと言った特別なシチュエーションがあった方がより、思い出しやすくなります。

 会話は常に相手がいますし、感情も動かされます。そういった意味で会話から学ぶことは記憶に残りやすいと考えられます。
(さらに相手が魅力的な人なら会話のモチベーションも上がってより学習が進むでしょう)

会話の相手を探す!

感じの良い人、魅力的な人、など自分が、
話したい!話を聞きたい!
と思える人がベター!

まとめ

 この情報は最近知ったのですが、オックスフォード大学出版局の調査によると250点の人が550点を取るには700時間の学習が必要だそうです。

 私の場合は270点から約800時間の学習で500点を超えました(細かい点は忘れてしまいました( ;  ; ))。

 調査と完全には一致しませんが、かなり数字は近いので、信ぴょう性は高そうです。
 よって、点数が取れないのは単純に学習時間が足りない可能性が大きいです。

 そしてその学習を加速させる工夫、そして

『文法とか教科書見てもあんまり覚えられん!』

と言う私と同じ脳筋タイプの皆様!

 座学も大切ですがコミュニケーションを取ることを重視してください。

 言語の上達のコツは会話です。

自分が何か発信して、
相手がそれに反応してくれる。

→これが脳への報酬になります。脳はコミュニケーションが大好き!自分が何かして世界に影響力を持てる実感が動機になる!だからSNSが流行っている!

この人の話が聞きたい、
この人に想いを伝えたい。

→これがさらに強いモチベーションになります。もちろん、そこまで感情が無くても上達はしていきます。『なんとなく喋れたらかっこいい』『モテそう』などのモチベーションでもOK!

 そして、会話の機会が得られない時にはインプットすることが大切です。本を読んだり、テスト前には問題集を解くことも重要です。

 問題集は自分がどれだけできているか?や、苦手分野、得意分野を教えてくれます。
 また、本番の流れも確認することができます。まずは自分の立ち位置を知るためにも、テストを受けたことがなければ、本番形式のテキストか、一度本当のテストを受けてみましょう。

 私の体感では、500点台までは特に難しい勉強をしなくても、よく出てくる単語を覚え、中高の文法を見直し、リスニングのCDをある程度聞き取れるまで聞きにくいところを何度か聞き直す事で取れました。

 それは多分、沢山の本を読んだり、会話をする中で体感的になんとなく身に付けてきた英語の文法感覚を、教科書で改めて確認する事で、

『あぁ!これってこう言う文法だったのか!』

と気が付いたためだと思います。

 この文法感覚があるかないかが、中学生や高校生の自分と違うところで、伸びに差が出たのだと思います。

 スポーツも、はじめから感覚の良い子もいれば、知識を得て徐々に伸びる子もいますし、ある程度運動をしていく中で徐々に感覚を掴んでくる子もいます。

 知識と経験、才能、それらのバランスはその子によりますが、全く伸びない子はいません。
 
 英語も同じ。母語が話せるなら言語を扱う最低限の才能はちゃんと備わっています。
 
 私の勉強法は、特に特別な才能がない人でも伸びます。なぜなら私が凡才なので。

 ただ、目安が無い中進むのは辛いので、私の勉強法の要素を下に書きました。

つまり

①単純にプラス700-800時間の学習をする!

②会話、コミュニケーションを重視し、アウトプットする場を作る!(勉強する仲間、話したいと思う魅力的な相手がいるとさらにGOOD!)

③それ以外の時間は英語の本を読む、テキストを解く、時々文法の勉強もする。

④歩いている時は風景を見ながら英語で独り言を言う。(恋人、友達と話してる感じにしても良いですよ!)

⑤自分のモチベーションを知る!(何が自分の動機になるだろう?動機となる事が複数ある、又は強い動機があると勉強しやすいです!)

あとがき

 以上が後から振り返ると500点を取るために私が行ってきた事でした。

 それから2年後、もっと自分を試したくなった私は交換留学(留学先学費免除+生活費支給)に申し込み合格。約1年間アメリカの大学に行きました。前半は留学生用英語コースでしたが後半は、現地の学生と同じように授業を受け、単位を取ってきました。

  帰国後のTOEICスコアは840点。あんまり伸びてないんじゃ?と思われるかもしれませんが、偏差値38からよく頑張った方ではないでしょうか?

  それからはモチベーションを失うこともありましたが、
通信で英語の教員免許を取り、
一昨年、失恋を期に勉強を再開し英検準一級合格、
翌年、英検一級を合格しました。
  
  試験勉強をするまでは主に英語で漫画や雑誌を読むこと、時々英語で友達にメールする、すごく時々英語を話す、位の生活しかしておらず、ゴリゴリの勉強はしていませんし、未だに文法でよくわからないこともありますが、大量の読書と会話の実践の中で身につけた『文法感覚』に、試験用の単語を覚え、試験の形式に慣れることで合格することができました。

  もちろん知識を積み重ねてもいますが、この『感覚』を身につける事が学校教育であまり英語が伸びなかった方に大切な事だと思います。

 実際、感覚は大切で、知らない単語が出てきた時は、接頭語や接尾語を見てどんな単語なのか分析したり、ラテン語から派生したものかな?(例:ignite, ignition→『むむ?ラテン語のignisから来てる?なら炎関係の言葉だな!』)だったり、文脈から推測しますが、それでも分からなければ音の感じで予想することもあります。

  心理学のブーバ・キキ効果と言う有名なものがありますが、ブーバとキキ、皆さんは強いて言えば、どちらがトゲトゲそうだと思いますか?

  詳しい説明はこの場では省きますが、人種に関係なくキキをトゲトゲしたものと認識する人が多いそうです。

  ちなみに英語でもkeen、キンとかキーンと発音して『鋭い』という意味を表します。鋭いものを指すときに『キ』を使う可能性がある、と考えられると全く知らない単語を読み解く最後の手がかりになりそうです。

  これは個人的な感覚ですが、か行は鋭かったり硬かったり潔い感じがします。クッキー、カッター、クール、コーン(円錐)とか。
  な行はヌメッとしてたり重い感じ、少し暗いかな?他にも私なりの感覚があるのですが、もちろん音からじゃ想像できない単語も多いので、あくまで最後の手段として利用してみてください。

 さて、脱線しましたが、世の中にはスゴい人の話がたくさんあり、ドラゴン桜やビリギャルなど夢のある話も多くあります。でもそれが自分にできるかと言われると、少なくても私にはできる気がしません。
 でも私のやり方はみんな出来るし、結果もついてきます。

  時間、モチベーション、そして細かな工夫や学習についての知識、余裕があれば環境を整えること、特に最初の2つが大切だと思います。

 そして身体で慣れる。

  利口ではない私でも出来るようになったので、少なくても私より利口な皆さんはより早く、私以上の効果を得られると信じています。

今後、私の目標としてはTOEIC、IELTSで高得点を取る。ほそぼそ起業する。海外挑戦する。世界の極地に行く。まだ色々ありますが、どれがうまくいくかわかりません。でもチャレンジをやめず進んでいきたいと思っています。

また時間のある際に、英検一級、TOEIC800点超えの記事も書けたらと思います。

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