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自家焙煎!メスティンvs網 どちらが良いか?

こんにちは、自家焙煎歴2ヶ月のようへいです。

生豆から焙煎を経て一杯のコーヒーになるまでを見届けられるのが自家焙煎の良いところ。
焙煎の過程で、豆の色や香りの変化を肌で感じられるのは醍醐味と感じます。

さて、これまで自家焙煎は、メスティン、手網代わりのザルの2つの方法で試してみました。
やってみると、どちらも良いところ、悪いところがあるなぁ、と感じたところです。

今回の記事は、それぞれのメリット・デメリットを整理しながら、個人的にどっちが良いか、まとめてみようと思います。


メスティンでの焙煎

メスティンといえばこちら。

「どんな料理にも使えるアルミの飯盒」で、火さえあれば料理ができる優れもの。

もちろん、焙煎にも使えます。

では、メスティンを使った焙煎のメリット、デメリットをまとめてみます。

メリット

  • 熱伝導率の高いアルミだと均等に熱が行き渡り、綺麗に焙煎できる。

  • 直火でないので、手網よりも豆が焦げるリスクが少ない。

  • メスティンを使うだけでアウトドア気分が高まる。

  • 熱源はコンロ、炭、薪 何でも使える。

デメリット

  • メスティンを振った際、アルミに硬いコーヒー豆がぶつかるので、手網で焙煎するよりもうるさい。

  • 蓋をして焙煎すると、ハゼる音が聞こえない。
    →焙煎を終わらすタイミングがつかめず、結構困りました。

  • ハンドルが短いので、手が熱い。

  • 手網で直火焙煎するよりも、焙煎に時間がかかる。
    (これは意外でした)

  • 中煎り程度だと、薄皮(チャフ)が豆に残る。
    →コーヒーに雑味が出ます。

  • 空焚きなので、メスティンへのダメージが大きい。

手網 or ザルでの焙煎

続いて手網。

蓋が無いと、振った時に豆が飛び出てしまうので、蓋はぜひ欲しいところです。

メリット

  • 焙煎による豆の変化が見える。(これはかなり重要)

  • ハゼる様子・音がわかる。(これもかなり重要)

  • 持ち手が長いものが多く、火傷しにくい。

  • 薄皮(チャフ)が焼けることで、豆に残りにくい。(これも重要なポイント)

デメリット

  • 直で火が当たりすぎると、すぐ焦げる。

  • 豆に火力が直に当たるので、加減調節が難しい。

  • チャフが飛び散る。

  • 豆の匂いが損なわれるので、熱源に薪は使えない。

メスティン vs 手網 個人的な見解

焙煎見習い、という前提を置いての個人的な見解ですが、焙煎のオススメは手網です。

焙煎を何度かやってみて、次の要素が重要だと気付きました。

  • 焙煎度合いが目視できること
     →焙煎度合いが間違えにくい

  • ハゼる音が聞こえること
     →1ハゼ、2ハゼを見逃さない

  • 直火で煎るのでチャフの除去率が高いこと
     →直火がチャフの剝がれを促してくれる

この要素をしっかり拾えるのは手網の良いところ。
メスティンよりも手網の方が狙った焙煎度合いで煎ることができました。
(メスティンだと、どうしても煎り過ぎになってしまう・・・)

また、手網の方がしっかりチャフが取れてくれているので、コーヒーを淹れた時の雑味も少ないです。

せっかくなら美味しいコーヒーを飲みたいので、おいしくなるように焙煎したいですよね。

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