ちょっとメカっぽいことを記載

一応メカニカルエンジニアなので、本職っぽいこと書きたいなと思いました。

なにから?
そうね。知ってる人はモヤっとするけど知らない人はほぇーってなる話でもしましょうかね。
あと、ちょっと気分的にオネェになろうかしら。文体だけでもミル姉さんの感じで行くわね。

エアシリンダってあるでしょ。え?知らない?
おおざっぱに言うと、注射器。逆に使って、針がつくところから空気入れるとピストンがぐいーって動くでしょ。その動作を使って、何かものを動かしたりするの。
空気だと地球上ならいっぱいあるし、漏れても安全だからよく使うの。水でもいいけど漏れたらめんどくさいもんね。

その空気を注射器に詰め込むためにコンプレッサーってやつを使うの。
この時できた空気を圧縮空気とか圧縮エアとか言って、略して「エア」って言うの。もうこの略称は一周回って戻ってきた感じね。あきらめてるわ。

でね、このコンプレッサで圧縮したとき、空気中の湿気、水蒸気が液体に戻るの。体積が減るからそっちの方が安定ってことね。常温なのに結露が起きるの。この結露水をドレンって言うことがあるわ。
実はこのドレンってエアシリンダに入るとめんどくさいの。
エアだけなら漏れても大したことないのだけど、このドレン主成分が水だからめんどくさいのよ。さらにこのドレンってコンプレッサの機械油だとか、配管のサビとか汚れが混ざっててあんまりきれいなものではないの。

このドレンがエアシリンダ内に入ると、エアシリンダが壊れたり、機械内で漏れると周辺が汚れたり、電気系統にかかるとショートしたり最悪発火したりするの。なのでできるだけ手前でドレンを取り除きたいのよ。
ドレンキャッチとか、エアフィルタとか、ミストセパレータとか、マイクロミストフィルタってのがあるわね。あとガンガンに結露させて空気カラカラにするエアドライヤってのもあるわ。冬の空気が乾燥するみたいな感じね。

余談だけど、このエアドライヤってヘアドライヤと字面が似てるからって似たようなものって思うと大違い。ヘアドライヤはヒーター内蔵してて髪の毛から空気へ水分を移動させるので結果的に加湿するのだけど、エアドライヤは逆に冷却器で結露させるから空気から水分を奪うから除湿なのよね。
夏に圧縮エアを浴びると汗がよく乾燥するから涼しく感じるわ。臭いけど。

結局ね、言いたかったことは3つ。

  1. 圧縮エアを使ってエアシリンダを動かす

  2. エアを作るとドレンと言われる水分が出る

  3. エアの水分はできるだけ取り除きたい

まあそういうお話よ。
あんまりまとめる気もないけど、圧縮エアを初めて使う人にはちょっとだけ知っててもらうとうれしいわ。

以上、ミル姉さんモドキが戯れに文字を書いてみたわ。蹄だけだと長文はちょっと大変ね。

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