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受験データの統計分析

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ネットで話題に出る「東大は簡単になった」、「国公立と私大の偏差値の差は5」などの命題に対して、データを集めて簡易な統計分析で検証を行っています。
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記事一覧

全国に東大理三合格レベルは何人いるのか?(大学の合格最下位学力の統計分析⑧ )

共通テストリサーチを用いて大学の最下位合格者の分析を行っています。東大理三は共通テストリ…

よはし
6日前
10

理三に合格できる東大生は何人か?(大学の合格最下位学力の統計分析⑦)

以前に、共通テストリサーチを使って、主要大学の学部・学科別に最下位合格の全体順位を推定し…

よはし
13日前
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30数年前の愛知県の中学生・成績トップ層のその後(受験の統計分析いろいろ①)

趣味の統計分析のシリーズです。閑話休題で、連載している大学の合格最下位の分析と少し違う分…

よはし
2週間前
7

地方帝国大の合格者の偏差値分布(大学の合格最下位学力の統計分析⑥)

趣味の統計分析シリーズです。少し前に模試判定から合格者を推定するモデルを作りました。 今…

よはし
2週間前
7

医学部のボーダー偏差値はなぜ高いのか?(大学の合格最下位学力の統計分析⑤)

趣味の統計分析シリーズです。共通テストリサーチを使った合格最下位の分析をしていますが、東…

よはし
2週間前
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東大入試をもう一度やったら半数が入れ替わるのか?(大学の合格最下位学力の統計分析…

趣味の統計分析で、最近は共通テストリサーチのデータを使って、大学の合格最下位学力の推定を…

よはし
3週間前
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地帝のトップ層は東大に余裕で合格できるのか?(大学の合格最下位学力の統計分析③)

趣味の統計分析シリーズです。ここ2回ほどは難関国公立大の最下位合格者についての推定と分析を行なっています。用いているデータは駿台・ベネッセの共通テストリサーチの公開情報です。 今回はネットで時々目にする「地方帝国大のトップ層には地元に残った優秀層がいて、その人達は東大に余裕で合格できる」という話(仮説)について、妥当性を検証してみたいと思います。ここで言う地方帝国大(地帝)は、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大です。 なお、今回の分析では、共通テストリサーチで、大

合格最下位の受験者順位(大学の合格最下位学力の統計分析②)

共通テストリサーチを用いた合格最下位学力の分析の第2回です。学力上位者の構成や合格判定偏…

よはし
1か月前
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大学の合格最下位学力の統計分析① イントロダクション

趣味の統計分析の新シリーズです。といっても、先日まで分析していた「共通テストリサーチを用…

よはし
1か月前
17

学年上位0.1%の進学先の統計分析⑧(総括)

趣味の統計分析シリーズです。共通テストリサーチのデータを用いて、学力上位層の進学先の定量…

よはし
1か月前
11

大学・学部の魅力度ランキング(学年上位0.1%の進学先の統計分析⑦)

趣味の統計分析シリーズです。共通テストリサーチのデータを用いた大学・学部の定量分析の7回…

よはし
1か月前
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東工大 vs 一橋大(学年上位0.1%の進学先の統計分析⑥)

趣味の統計シリーズです。共通テストリサーチのデータを用いて、大学・学部の学力レベルを統計…

よはし
1か月前
17

文系と理系の比較(学年上位0.1%の進学先の統計分析⑤)

趣味の統計分析シリーズです。共通テストリサーチのデータを使って、学力上位層の進学先の分析…

よはし
1か月前
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京大の学力レベル比較(学年上位0.1%の進学先の統計分析④)

趣味の統計分析シリーズです。共通テストリサーチを使って、学年上位層がどの大学を受験しているか=進学しているかの分析をこれまで3回行ってきました。 同じ共通テストリサーチのデータから文系と理系の学力レベル比較を行っていたところ、京大に興味深い傾向が見つかりました。そこで、文系と理系の比較の前に、京大の学力レベル比較を行いましたので、今回はそれを記事にします。 なお、京大の総合人間学部は、共通テストリサーチの集計対象が5教科ではないため、以下の分析から除外しています。 1.