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#私

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等身大の自分。
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#毎日更新

待ちわびた夕焼け、日曜日のセンチメンタル

久しぶりに夕焼けを見た。 夕焼けを見る暇もないくらい目まぐるしい日々を送っている、なんてカッコつけたいところだけれど、あいにく程々の余裕がある。 空を見上げる気持ちになれないのは、自分の将来とか明日とか、未来に対して前向きな気持ちになれないからだろうか。 上だけを見ていた1年前、まっすぐ先だけを見つめていた1年前。 1年後、目の前すらぼやけて見えるのはどうしてだろうか。 そんな悶々とした思いに蓋をしようと、深呼吸してみる。 少し顔を上げて息を吸い込もうとすると、視

社会人5年目の就活。僕は、就活をしたことがない

僕は就活をしたことがない。 大学を中退しているから、早々に新卒採用ルートから外れてしまった。 就活をしなかったおかげで、いや、就活をしなかったせいでもあるのだけど、それほど自分自身と向き合うことなく、言わば成り行きで生きてきた。 そんな人生をどこか「自分らしくて良いな」と思う反面、「このまま成り行きで生きてて良いのかな」とモヤモヤを抱えていた。自分と真正面から向き合うまとまった時間が必要な気がした。 あれから1年。 この1年間、人生で一番自分と向き合う時間を確保でき

映画でも本でもなく、ゲーム実況で泣いた。#UNDERTALE

たまには、ただの日記書きます。 プレイヤーの選択によってシナリオやエンドが分岐する系のゲームに弱い。 また一つ忘れらない名作に出会ってしまった。 こんなにも温かくて、作り込まれたゲームをぼくは知らない。 たかがゲームかもしれない。けれど、そのゲームで泣いた。心の底から感動した。 ストーリー、キャラ、BGM、遊びごころ、実況者さん、そして何よりも制作者さん。 最高でした。 「名作」に出会うと、それを思わず発信したくなったり、誰かに伝えたくなる感情を持っていた良かっ

大学を中退すると、どうなっちゃうのか

普段、自分の気づきや思いを好き勝手書いているだけなので、たまには、誰かのためになるような記事を書いてみます。 今まで好き勝手書いた分が、この記事でチャラになれば良いなと思っています。 さて、タイトルにもある通り、ぼくは大学を中退しています。 大学中退はそれほど珍しくはないと思うのですが、 これらについて書こうかなと。 某ウィルスの影響により、ぼくが大学を中退した時とは違った事情で、大学中退を検討せざるを得なくなった方もいると思います。 直近2年くらいの間に、一度で

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働くことと、利他のこころ

読書なんてほとんどしてこなかったけれど、大学生の時に読んで、大きな感銘を受けた本がある。 当時、「利他」という言葉を知ったばかりで、何となくその言葉の響きや意味を気に入っていたからか、偶然書店で目にした『利他のすすめ』を気付いたら手に取っていた。 今でも忘れることなく刻まれているのが、以下の文章だ。 人間の幸せは、ものやお金ではありません。 人間の究極の幸せは次の四つです。 人に愛されること、 人にほめられること、 人の役に立つこと、 そして、人から必要とされること。

意思をなくした、あの時の自分へ

会議室で一人、抜け殻のようになっていた。 「自分は一体、何のために働いているんだ」 誰のために、どこを向いて目の前の仕事をしているのか、分からなくなった。 クライアントと会社に挟まれて、どちらの意見も大切にしたくて、無下にしたくなくて、いつしか自分の意思はどこかへ行ってしまった。 「何も考えてないよね」 当時は理解できなかったその言葉の意味も今なら少し分かる気がする。 「考える」とは、自分の意思を持つことだ。 決して、目的やメリットを整理することではない。それら

没頭できない、没頭しない

何かに没頭する、そんな感覚がいまだに分からない。 「ハマったことは何ですか?」 聞かれてみると、答えに窮する。 無いわけではない。けれど、“ハマる”という言葉で表せるほど熱中したものは無いかもしれない。 単に、継続した期間の長さが長いものを「ハマった」とするなら、いくつか心当たりがある。 けれど、何となく、70%程度のハマり具合という感覚。 他人の「ハマる」、「没頭する」という感覚は、言葉以外で知ることはできない。 ライブへ行ったりグッズを購入するほど、芸能人や

今はまだ、まどろみの中で

「今度、ご飯でも行こう」 一体、今ぼくは何件のご飯の予定を保留しているのだろう。 街でばったり会った時の別れのセリフを、どうしていつもこれにしてしまうんだろう。 社交辞令で言っているわけではない、と言えば嘘になるけれど、100%社交辞令とは思っていない。本当にご飯に行きたい気持ちはある。 それでも行かない、いやその約束を取りつけない理由はきっかけが無いからでも、誘う勇気がないからでもない。 どこか、会うことに後ろめたさがあるからだ。きっと。 過去お世話になった人、